米シマンテックは2012年1月27日、米グーグルが運営する「Androidマーケット」において、ウイルス(悪質なプログラム)を仕込んだアプリが複数公開されていることを明らかにした。現在(1月30日時点)でも、一部公開されているもよう。
ウイルスが仕込まれたAndroid向けアプリは、ネット上に多数出回っている。運営者が明らかでないアプリ提供サイト(マーケット)だけではなく、公式サイトであるAndroidマーケットにおいても、たびたび報告されている。
今回報告されたのは、「Android.Counterclank」と呼ばれるウイルスが仕込まれたアプリ。アプリがインストールされると、アプリ中のウイルスはAndroid搭載機器の情報(MACアドレスやIMEI:端末識別番号など)を盗んで、攻撃者のWebサイトに送信する。
ウイルス混入アプリを公開している開発者名は「iApps7 Inc.」「Ogre Games」「redmicapps」の3種類。シマンテックが情報を公開した時点では、該当のアプリは13種類だった。その後、該当アプリの数は減少し、1月30日正午時点では、6種類が公開されているもよう。グーグルによって削除されたのか、開発者自身によって取り下げられたのかは不明。
シマンテックでは、該当のアプリは、100万台から500万台の機器にインストールされた恐れがあるとしている。
今回のウイルスに感染すると、ホームスクリーンには、検索用のアイコン(虫眼鏡の画像に「Search」と書かれたアイコン)が表示される。このため、このアイコンの有無で、感染したかどうかを判断できるとしている。
(日経パソコン 勝村幸博)
[PC Online 2012年1月30日掲載]
Androidマーケット、ウイルス、スマートフォン、セキュリティー、アプリ
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