トヨタ自動車の東富士研究所(静岡県裾野市)でエンジンの先行研究を担当するAさんは、カブトムシの死がいを解剖したことがある。2005年のことだ。息子が飼っていたカブトムシのなきがらが自宅にあった。
主な目的は、カブトムシの前羽の構造を知ること。カブトムシが飛ぶときには前羽の内部にある羽を使う。前羽はいわばカバーだ。
前羽を切断し、Aさんは思わず「あっ」と声を上げた。厚さわずか0.2mmの前羽の中は…
トヨタ自動車、ナノテクノロジー、生物模倣、エアバス、日東電工
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