【シリコンバレー=岡田信行】米アップルは1日、携帯音楽プレーヤー「iPod」の3シリーズを全面刷新すると発表した。
また、配信管理ソフト「iTunes(アイチューンズ)」を刷新し、音楽関連のSNS(交流サイト)サービスを始めるほか、テレビ番組を1話99セントでインターネット配信する。SNSやネット配信への対応を進め、ユーザーの囲い込みを強める。
サンフランシスコ市内で同日開いた音楽関連イベントで、スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が発表した。
iPodは「シャッフル」「ナノ」「タッチ」の3シリーズすべてを全面刷新。「ナノ」には指で感覚的に操作するマルチタッチ画面を採用したほか、「タッチ」は無線LAN(構内情報通信網)経由でビデオ通話ができる「フェースタイム」に対応。価格は記憶容量8ギガ(ギガは10億)バイトの「タッチ」で229ドル(日本での価格は2万900円)。
またアップルは同日、iPod刷新に合わせ、音楽配信管理ソフト「iTunes」最新版の無料配布を日本を含む世界23カ国で始めた。SNS機能を導入して知人や友人の間で楽曲やコンサート情報を共有したりできるようになったほか、従来1台229ドルだったテレビへの配信機器「アップルTV」を99ドルに値下げし、欧米など8カ国で映画を“貸し出す”。米国ではテレビ番組を1話99セントで配信する。米メディア大手のABC、フォックスなどが番組を提供する。
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