メジャーリーグの2010年も大詰めに近づいてきている。だが今秋は、日本人選手たちには厳しい季節となってしまいそうである。
近年はこの時期にプレーオフ戦線を騒がせ、私たちを楽しませてくれる選手が必ず出てきたもの。しかし今年は不振に陥っているジャパニーズプレーヤーが圧倒的に多く、プレーオフに1人も出てこれない可能性すらある。まさに「日本人選手にとって受難」の年となってしまっているのだ。
枠拡大でも昇格のメド立たず
まず岩村明憲、松井稼頭央、井川慶といったマイナーに沈んでいる選手たちには、ロースター(公式戦に出場できる登録選手)が25人から40人に膨らむ9月に入っても、昇格のメドが立っていない。
岩村は昨オフにトレードでレイズからパイレーツに移籍。低迷するチームの新リーダーになるかと期待されたが、開幕から54試合に出場して打率1割8分2厘と全く振るわず、6月16日には戦力外通告されてしまった。
3Aでも2割5分程度
その後も獲得に名乗りをあげる球団がなかったため、パイレーツ傘下のマイナー球団でプレーを継続。まだ31歳と老け込む年ではないし、二塁、三塁を守れるだけに使い勝手は良いように思えるが、降格になってから3Aでも打率2割6分程度しか打てていないのは痛い。
今季で契約切れを迎えるが、現状では来季にメジャー契約を得るのは難しいだろう。何らかのオファーが提示されるとしても、「1年50万ドル程度のマイナー契約」になってしまうのではないか。
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