南アフリカのワールドカップ(W杯)が終わって早くも3週間がたつ。その間、日本サッカー協会(JFA)やJリーグではトップの交代があり、副会長から昇格したJFAの小倉純二新会長はイの一番に「日本代表監督の選任」を仕事に挙げた。9月に予定されるパラグアイとの親善試合がお披露目になるだろう新監督への期待を、南アフリカW杯で浮き彫りになったデータを元に考えてみた。
攻撃に物足りなさ
南ア大会での日本代表が、当初の予想をいい意味で裏切ってベスト16に勝ち進んだことは本当に快事だった。意思統一がしっかりとれた堅守は、今後も日本代表の戦いの土台とすべきものだろう。ただ、南アでの戦いを冷静に振り返れば、攻撃に物足りなさを感じたのも事実だった。
大会後に集計された数字にも、それは表れている。国際サッカー連盟(FIFA)の統計によると今大会最も多くパスを通したチームは3803本のスペインだ。試合を多くこなせばパスを通した数が増えるのは当然だが、ベスト4に残り、等しく7試合を戦ったチームの中でもスペインのパス成功本数は飛び抜けている(準優勝のオランダは2665本で3位、3位のドイツは2865本で2位、4位のウルグアイは5試合しか戦っていないアルゼンチンの2294本より少ない1890本)。
スペイン、高いパス成功率
スペインの場合、さらに特筆されるのは80%というパス成功率の高さだ。1試合平均で断トツの543.2本のパスを交わしつつ、成功率の項目でもブラジル(79%)を従えてトップである(正確だからこれだけのパスを楽々と交換できる、ともいえる)。
スペインがいかに「パスの国」であるかは、ベスト16に残った中で「ショートパス」「ミドルパス」「ロングパス」の3部門とも成功本数、成功率でトップだったことでも分かる。スペインの精度に辛うじて張り合えたのはブラジルくらいだった(ミドルパスの成功率84%がスペインと同率トップ)。
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| マレーシア | 0 (試合終了) 4 | 日本 |
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