新生・日本代表の船出、そして2014年サッカー・ワールドカップへの第一歩となる9月の親善試合、パラグアイ戦(9月4日、横浜)とグアテマラ戦(9月7日、大阪)は、正式な代表監督がいない状態での試合になることが不可避となった。
新監督との契約を一任されている原博実・強化担当技術委員長がヨーロッパから一時帰国した24日、日本サッカー協会は新監督選考の進捗状況に関する緊急ブリーフィングを行った。その席上、原委員長は交渉がまだ難航していることを語り、9月の2試合には自ら監督代行となって臨むことを明らかにした。
契約できても就労ビザが間に合わない
「こちらの条件はすべて出し、後は先方の最終的な返事を待っている状態」(原委員長)だが、仮に数日中に合意に達して契約を結んで来日できたとしても、日本の就労ビザを取得するための時間が足りない。したがって、合宿に参加し、練習を見ることはできても、プロの興業である日本代表の親善試合当日にベンチ入りして、実際に指揮をとることはできない。
もちろん、9月の試合までに契約に至らず、「監督不在」の状況で2試合に臨まなければならない可能性もある。その両面を含めての「原監督代行」である。
4つの条件
犬飼基昭前会長、そして7月25日に就任した小倉純二会長の信任を受けて、ワールドカップ終了の7月11日以降選考ならびに交渉に当たってきた原委員長は「(今回のワールドカップから)もうワンランク上に行く、ベスト8に進んでいく、あるいはスペインやオランダに割って入っていく」ための監督の条件として、次の4項目を挙げた。
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