ようやく「夏男」の本領を発揮し始めたのだろうか。今季、打撃不振に苦しんで来たエンゼルスの松井秀喜が、8月半ばから急激に調子を上げている。
19日には勝ち越し3ラン
11日から21日まで出場した全6試合でヒットを放ち、22打数10安打の4割5分5厘。特に14日から19日の4試合は14打数8安打、2本塁打の大当たり。19日のレッドソックス戦では勝負を決定づける勝ち越し3ランを放ち、本人も試合後に「良い仕事ができたと思います」とご満悦の様子だった。
その前日には、松井秀にしては珍しくチームの態度に苦言を呈するようなコメントもあった。
少しずつ信頼取り戻す
「もう少し勝つことに対して気持ちを出すことも必要。僕も含めてみんながそういう気持ちを出して行けば、また変わってくると思います」
次の試合でさっそく結果を出し、チームを勝利に導くのだからやはりたいしたものである。ソーシア監督も「本塁打は本当に大きかった。マツイの勝負強さは必要だ」と絶賛。不調が続き、一時は揺らぎかけた信頼を、ここに来てようやく少しずつ取り戻しつつあるようである。
続くチームの低迷
ただ、その一方で、エンゼルスの低迷は依然として続いている。
松井の活躍で3連敗を脱して勢いがつくかと思いきや、20日のツインズ戦では2-7で元気なく完敗。21日は9-3で制したものの、この時点でア・リーグ西地区首位のレンジャーズに7ゲームの大差をつけられている。このままいけば、近いうちにプレーオフ進出を完全にあきらめなければならなくなっても不思議ではない。
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