フロリダ州タンパでヤンキースの投手陣が20日にキャンプイン、37歳となった黒田博樹の新たな挑戦が始まった。4年間を過ごしたドジャースを離れ、フリーエージェント(FA)権を得た今オフにヤンキースと契約。メジャーきっての名門チームから望まれ続けた末の移籍だけに、期待も当然のように大きくなる。米国生活5年目にして新天地に移った黒田は、優勝を義務づけられたヤンキースの先発ローテーションの一員として貢献できるのか。そして強力打線がそろったアメリカン・リーグ東地区でも力を発揮していけるのだろうか。
■初日からブルペン入り
キャンプ初日の20日、ドジャース時代と同じ背番号「18」をつけた黒田はさっそくブルペンに入り、ジラルディ監督に投球練習を披露。気負うことなく、落ち着いて練習ができたようだ。
メジャー4年目の昨季、黒田はドジャースのローテーションを1年間守り、202イニングを投げて13勝16敗、防御率3.07の好成績をマーク。登板数、投球回数、勝ち星、防御率、奪三振は渡米以来自己最高だった。
負け数の多さが目を引くが、それは貧打に泣いたドジャース打線の援護のなさがゆえ。5月22日~7月27日は防御率3点台前半と安定した数字を残しながら、勝敗はなんと1勝10敗だったのだから驚くばかりである。
このように勝ち星に恵まれなくても、黙々と自分の仕事を果たし、ドジャースでの4年間で41勝46敗、防御率3.45。近年は日本人先発投手が軒並み苦しむ中で、黒田の実績は立派なものだといってよい。
■過去2度、獲得を試みていただけに
そんな安定感抜群の日本人右腕を、ヤンキースは数年前からマークしてきた。2010年オフにFAとなった際も、ブライアン・キャッシュマンGMは触手を伸ばしたが、黒田は結局ドジャースと1年1200万ドルで再契約。そして昨季中にもヤンキースは再びトレードでの獲得を模索したものの、黒田側はトレード拒否権を行使してドジャースに残留した。
「過去2度もチームに迎えようとしたことが、ついに役立ったのだろう。私たちがどれだけ彼を必要としているか分かってもらえただろうから」
今オフに“長年の恋人”を射止めた後、キャッシュマンGMはそうコメントした。実際にヤンキースがこれだけ1人の投手にこだわることは珍しく、黒田への評価の高さが伝わってくる。
レイズとマイナー契約を結んだ松井秀喜が15日、ノースカロライナ州に本拠を置く3Aダーラムに合流した。これまでの練習試合の結果はとりあえず良好で、遠からず準備が整いそうだ。高レベルなア・リーグ東地区で…続き (5/17)
米大リーグが本格開幕してから1カ月半。今季、海を渡ったレンジャーズのダルビッシュ有が見事な順応性を見せている。ここまで7試合に登板して5勝1敗(13日現在)。11日のエンゼルス戦では、2時間近い雨に…続き (5/15)
厳しいミッションと覚悟はしていたけれど、ここまでとは……。今季からボストン・レッドソックスを率いるボビー・バレンタイン監督(62)の胸をよぎるのはこんな思いか。シーズンが始まって1カ月半、チームは1…続き (5/14)
松井がレイズで担うだろう役割 (5/17)
今度こそ変わるか…Jリーグ、「夏春制」移行問題 (5/13)
各種サービスの説明をご覧ください。