レースから一夜明けても、熱っぽさとだるさが残る体の中から、ジワーッと喜びがにじみ出る。9月25日のベルリンマラソンを3時間20分13秒で走り、4年ぶりに自己記録を更新した。わずか1分58秒縮めただけのことではあるが、50歳を前にしての自己ベストにかなりいい気分になっている。
■スタートブロックに入ったときは平常心に
レース前々日の夜から翌日の昼にかけて、微熱が出て、寒けがしたのは、緊張のためだったのかもしれない。本番の直前になると、そういうことがよく起きる。脳も体も42.195キロという距離を恐れているのかもしれない。
しかし、英国から合流した2人の友人とわいわい騒ぎ、カーボローディング(レース前に炭水化物を体内になるべく多く蓄積させるための食事法)のためパスタを大食いしているうちに体調は良くなった。
ベルリンマラソンへの出場は4度目になる。もう、参加する4万人の群衆には驚かない。午前7時半前に会場入りし、ストレッチをする間に多少、胸が重くなったが、スタートブロックに入ったときには平常心に戻っていた。
■目標タイムは3時間15分に
気温は10度を少し切っているかもしれない。しかし、天気予報によると日中は快晴で、気温は23度まで上がるとのこと。スタート時の肌寒さは我慢して、ノースリーブのランニングシャツを選んだ。いつもは気象条件に神経質になるのに、今回はさほど気にならなかった。
8月まで4カ月続けて月間350キロを走り込んだことで、「何とかなるだろう」という気持ちになっていた。目標タイムは3時間15分と高めに置いた。5キロあたり23分06秒で進めなければならないが、これについても「何とかなるかもしれない」と思った。
私は2011~12年シーズンを4月15日の「かすみがうらマラソン」で終わらせたつもりだった。しかし、目の前にレースがあると手を出してしまうのが私の性分。ドイツ出張中の同29日、よせばいいのに中2週間…続き (5/3)
今シーズンはベルリン、つくば、別府大分毎日、東京とフルマラソンを4度も走り、4度とも自己ベストを出し、すでに燃焼し尽くした感があった。脚に疲労が蓄積し、走る心も擦り切れてきている。だというのに、私は…続き (4/20)
ゴルフや野球がテクニカルな競技であるのと同じように、ランニングもテクニカルなスポーツだと私は思っている。短距離だけでなく長距離でも、速く走るには高いスキルが必要だと思う。…続き (3/29)
松井がレイズで担うだろう役割 (5/17)
今度こそ変わるか…Jリーグ、「夏春制」移行問題 (5/13)
各種サービスの説明をご覧ください。