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 人々が直面する悲しみや苦しみに、宗教者はどう向き合うのか――。東日本大震災を契機に東北大学が開設した実践宗教学寄付講座で、「臨床宗教師」を養成する研修が行われている。4月から7月にかけて実施された研修には、宗教、宗派の枠を超えて、15人の僧侶らが全国各地から集まった。宮城県内の寺院に宿泊しての全体講義と、被災地での傾聴活動や電話相談、あるいは終末期医療や福祉の現場に赴いての個別実習に取り組んだ。
 布教を目的とせず、公共の場で、超宗派の宗教者たちが人々に寄り添う。モデルとするのはキリスト教圏の病院などでケア活動に従事する聖職者「チャプレン」の姿だ。寺と地域社会との結びつきが薄れつつあるなかで、日本の風土に根ざした宗教的ケアを模索している。 (2013/8/2)

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