日本経済新聞

2月9日(木曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

コンテンツ一覧

みなさんから寄せられたアイデア(5月17日)

2010/5/17 6:00
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷

 日本が「世界一、世界人の多い国」になるためには、何をしたらよいか――。4月に募集したテーマに対して、読者のみなさんから579件ものご投稿をいただきました。心よりお礼申し上げます。本日と次回の2回に分けて、一部ではありますが、アイデアを紹介させていただきます(投稿者のお名前は敬称略とさせていただきました。アイデアナンバーは第1回からの通し番号で先着順です)。

アイデア.497

「アワジシティー」

俵 昭彦(66) 海外 会社経営

 淡路島の面積はシンガポール全土とほぼ同じだが人口はほぼ20分の1。巨費を投じて本州、四国とつないだ橋は有効に使われていない。渦潮などの観光資源があり年間を通して雨が少ない。この島を特別保税地域とし、漁村、海水浴場などは残しつつ、大規模な国際会議場、競技場、カジノ、遊園地、動物園、水族館、ゴルフ場などを造る。マンション、ホテル、民宿、大学、病院などを建設し、外国人合わせて30万人くらいが住み、10万人くらいが短中期で滞在する環境を整える。交通は関西国際空港や神戸空港と水路で結ぶ。夜の照明は最小限にして満天の星空が楽しめるようにする。環境に優しい蓄電池式路面電車を走らせる。外国人の看護・養護士や建設・土木労働者はこの地に限って就労ビザのハードルを下げる。通貨は円と米ドルの併用とする。私の試算では、総額1.5兆円程度あれば整備できる。こんな島を作りたい!

アイデア.930

「子どもオリンピック」

中島 秀樹(46) 福岡県 公務員

 子どもの国際運動会を毎年、日本で開催することを提案します。あるテレビ番組を見ていたら、スポーツ競技大会の待合室で、言葉の壁を越え、身ぶり手ぶりでコミュニケーションをとり、仲良くなる子どもたちの姿が印象的でした。子どものころに外国の子どもたちを自分たちでもてなす経験は、大人になっても心の壁を持たない国際人に育つための原体験になるでしょう。スポーツは言葉の壁を越えて感動を与えます。真剣に練習して運動会に臨むほど、お互いに心が通い合うでしょう。

アイデア.551

「国際救助隊」

加藤 道夫(52) 神奈川県 会社経営

 大航海時代に、スペインとメキシコの帆船が台風に遭遇し、和歌山県大島と千葉県御宿の岩礁に乗り上げた時、おぼれた水夫を漁村の女性が裸になって温め、保存食として蓄えていた米や鶏を差し出して多くの命を救っています。世界で唯一の被爆国であり、世界有数の地震発生源の上に住み、無償で救助するDNAを持つ日本人だからこそできるものは救助活動です。世界で大災害が発生した時に、相手国の要請がなくても自主判断で、全国から選抜された国際救助隊が緊急出動する。日本の武士道には刀を抜かずに争いを鎮める「鞘(さや)の内」という教えがあります。大災害の発生時に見返りを求めない救助活動は、外国から高い評価を受けるとともに、反目し合う民族間においても双方から信頼され、世界平和に貢献します。

アイデア.706

「日本文化英語検定」

佐藤 陽二(44) 東京都 出版社

 「世界人」なら自分の国の文化を世界共通語である英語で説明できなければいけない。ところが、日本の英語教育は欧米文化の理解に重点を置き、自国の文化については重視していないようだ。そこで、日本の文化を英語で表現できるかどうかを測る検定の創設を提唱したい。相撲や着物などの伝統文化だけでなく、トヨタ生産方式、村上春樹、婚活、2ちゃんねるといった日本独自の文化をわかりやすく英語で説明できるかを見る試験である。日本で外国人と話すと、日本のことについて聞かれることが圧倒的に多い。英語で日本について考え、日本を客観的にとらえておけば、海外の文化を理解するのにも役立つ。

アイデア.768

「海洋国家」

飯塚 淳一(51) 千葉県 中小企業支援業

 居住性が高く自然に優しい水上(あるいは水中)ビークル(個人向け移動手段)を開発し、海上の移動を個人単位で容易にする。さらに海上公園や海上別荘などの施設を日本周辺の海域に設置する。これらの施設は自然を汚染しないうえ、津波などの自然災害の際には海底に避難できる能力を持つ。施設はやがて日本列島を帯状に包囲するが、海流に影響を与えず、海水温度を管理する。台風による高潮や赤潮なども管理可能とする。海洋牧場を設置し、海藻類や魚介類を豊富に提供できるようにする。他の生物と人類が余裕を持って共存できる、豊かな地球を築くことができる。日本は海洋先進国として指導者的な役割を果たす。

アイデア.588

「100人のアイコン」

十持 圭一(37) 大阪府 製造業

 大学(院)卒業時に、論文を提出させ面接をし、専門分野ごとに選出した100人を海外に派遣します。ネット国民投票で選ぶのもよいかもしれません。選ばれた100人は5年間、毎年300万円を受け取り、海外で勉強や文化交流等の活動をします。彼らの活躍をテレビ等で追いかけ放送します。彼らのことをカッコイイと子供たちに夢をみてもらいます。22歳から5年後の27歳で帰国しても、経済界から採用などで優遇されるような措置を取ります。彼らの認知度は高まっているはずなので選挙にも出やすくなります。

アイデア.994

「世界の料理ソムリエ」

大川 洋(41) 東京都 会社経営

 我が国の食文化の水準の高さは、レストランで提供される料理の香味の素晴らしさ、サービスの質の高さにおいて、世界で最高峰であることがミシュランなどでの取り上げ方を見ても、客観的に証明されています。そんな食文化の中に、世界各国から取り寄せる地産地消の食材を積極導入し、料理を囲みながら、その国の人たちとおいしい料理に舌鼓を打ちながら楽しい会話を重ね続けることで、あっという間に世界一開かれた世界国家になると思います。食は命。世界の人たちにとって、切り離すことができない大切なもの。その大切なものを、世界一大切にしてあげる国になればいいのです。

アイデア.584

「外国経験優遇」

常光 文男(66) 奈良県 無職

 若者が海外に飛び出すことを促すには、就職や昇進上の不利を取り除き、優遇してやることが必要だろう。そこで以下の4つを提言する。(1)海外青年協力隊の拡充強化。特に就職面での問題が大きいので、官民問わずに協力隊を経験した人を優先的に採用する。(2)海外に留学する人や海外から来た留学生の就職での優先的採用。(3)海外で取得した資格の国内での適用の拡大。(3)日本企業の海外現地採用者を本社採用と同等に位置づけ、国内に赴任した場合、労働条件を改善し、技術や資格の取得、日本語学習などに取り組みやすくする。

アイデア.535

「災害支援ナンバー1」

外山 鈴雄(57) 神奈川県 製造業

 日本は災害、特に地震や水害の多い国です。政府開発援助にもライフラインの整備など発展途上国への支援があり、首相が訪問した時には多額の支援を約束しています。ただし、各国で実際に生活している人々に感謝される活動として認知されるためには、日本が持っている特長を活かし、災害にあった人々が誰でも日本人を想像し、かつ感謝される活動が重要です。地震や水害に対する救助活動は日本の生活に密着しているので、法律を改正して、自衛隊の人道的支援による派遣や、民間などあらゆる組織を使って救助活動を行い、世界中どこでも、要請があれば必ず派遣する仕組みを構築する。そうすれば、日本人が世界に貢献する姿勢が、世界の人々の心に記憶されると思います。

アイデア.602

「技術を売る技術」

岩竹佑樹(22)京都府 学生

 日本が世界に誇れるのは、やはり技術力をおいて他にない。その技術力を世界に売り込む「技術」を身につけることこそが、日本の課題だと思う。政府も主体となって取り組むべきだ。技術を売るスペシャリストを育成し、彼らが世界を飛び回ることで、世界は再び日本に関心を寄せるようになるだろう。技術力といえば日本。そんなイメージを世界の人々に持ってもらうことが、日本を世界人の多い国にする第一歩。日本人が海外で必要とされるようになれば、技術の維持、発展にもつながるはずだ。

アイデア.687

「キキザケ交流」

松本裕司(46) 海外 日本酒利き酒師 

 米国で米国人が寿司をつまみながら大声で「カンパイ」と叫び、「サキ(酒)」を交わす光景を、日本にいる人は想像できないだろう。この10年で米国の日本食レストランの数は約5倍の1万4000軒になり、顧客層も大きく変わった。日本食レストランを支えているのは日本人ではなく米国人。日本酒の消費も今や彼らが支えている。過去5年間に300を超す日本酒セミナーを通じ、何千人もの米国人と「カンパイ」を交わした。日本酒の楽しみ方を教え、歴史や食文化を理解してもらう。参加者が満点の笑みを浮かべ、「次の旅行は日本に決めたよ」と言われるとうれしいものだ。食文化に関して、日本は世界一と言っていい。日本人は自分の国の食文化をもっと理解し、世界に発信すべきだ。

アイデア.688

「世界のオアシス」

東伸二(56)大阪府 商社

 日本全国の町には、それぞれ独自の物産や歴史、習慣、遺跡、自然などがある。それら有形無形の宝を海外へアピールして、国家レベルの「観光立国日本」を目指す。京都や奈良は徹底的に町並みを改造して歴史の街へ、東京は世界の料理・音楽・芸術を楽しめる文化都市へ、大阪はベニスに負けない水と歴史の都へ、九州は温泉アイランドに改造するなど、日本全国を徹底的に世界のオアシスに造りかえる。東海道、中仙道といった旧街道も復活して宿場町を再現し、旅を楽しめる施設も充実させる。

アイデア.724

「アニメ遊園地」

小谷慎也(29)金融業

 現在、日本のアニメは欧米・アジア諸国で確固たる地位を築いている。アジア各国の友人は、「国内のアニメと比べ日本のアニメははるかに質が高い。多くの若者が日本のアニメを見て育っている」と言う。またアニメ文化から派生したマンガ喫茶も世界で流行し始めていることから分かる通り、日本アニメの輸出は確実に成功した。このアニメ文化をさらに活かし、次はディズニーランドのような、アニメのキャラクターやアトラクションが集うテーマパークを日本に建設する。3D映像技術が進化した今、アニメの登場人物やアクションをリアルに立体的に表現するのは難しいことではない。世界に誇れるアニメと先進技術のコラボレーションで、世界初のアミューズメントパーク「Cartoonランド」を立ち上げる。世界各国のアニメファンを日本に引き寄せることで、観光立国日本の一翼を担うことができるのではないだろうか。

アイデア.740

「ビジネス街公園」

平岡弓枝(26)東京都 サービス業

 東京や大阪などビジネスの中心街となる場所に自然を増やすことが必要だと考えます。私は学生時代、様々な国を旅しました。どの都市でも建物の周辺に緑とベンチがあり、すぐ近くに芝生が広がり、人々が交流したり、リラックスしたりする風景を容易に見ることができました。日本には素晴らしい四季があるにもかかわらず、都市の中心部に緑が少ないと思います。狭い日本ですが、建物の周辺はコンクリートで埋めずに木を植え、緑や花を増やし、日本の四季を感じられる場をさらに増やしていくことが必要だと思います。代々木公園や新宿御苑、皇居周辺においては四季折々の自然を感じることができ、観光外国人も多く見かけます。自然を身近に増やしていくことは日本を訪れる外国人にとっても、住んでいる日本人にとってもプラスになります。

小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷

【PR】

【PR】


主な市場指標

日経平均(円) 9,002.24 -13.35 9日 大引
NYダウ(ドル) 12,883.95 +5.75 8日 16:30
英FTSE100 5,875.93 -14.33 8日 16:35
ドル/円 77.18 - .23 +0.12円安 9日 15:24
ユーロ/円 102.69 - .74 +0.45円安 9日 15:24
長期金利(%) 0.985 ±0.000 9日 14:45
NY原油(ドル) 98.71 +0.30 8日 終値

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

日本経済新聞の公式ページやアカウントをご利用ください。

[PR]

【PR】

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について