未来面「革新力 」

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「リフォーム」は、世の中をよくできるか。

 日本経済新聞社は、読者や企業の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートさせました。今回のシリーズのテーマは「革新力」です。日本経済新聞の紙面と電子版を通じて経営者と読者が双方向で対話し、アイデアの実現可能性を探ります。企業のモノ作りは、サービスは、金融は世の中をよくできるのか。革新的なアイデアをお寄せください。

豊かな暮らしのために、いまの住まいをどう変えますか?
読者の提案 瀬戸欣哉・LIXILグループ社長編

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2016/11/28 2:00
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 瀬戸欣哉さんの提示した「豊かな暮らしのために、いまの住まいをどう変えますか?」という課題に対し多数のご投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部をご紹介します。

■水を作る「ゼロウオーター住宅」

久保田 禮(海陽学園海陽中等教育学校高校2年、17歳)

 現在、太陽光や自然エネルギーを取り入れた「ゼロエネルギー住宅」が実現しつつあり、電気は使う時代から作る時代に変わってきた。では、水資源はどうか。水質汚濁や気候変動で「水と安全はタダ」といわれた日本ではなくなっている。各家庭にソーラーパネルがあるなら、水を作る機械があってもいい。私の提案する「ゼロウオーター住宅」は雨を集めて浄化し、飲用水として利用する。風呂やトイレの水も繰り返し使えるようにする。使う水が自分の家から出たのなら、不用意に水を汚すことや無駄づかいが減るだろう。今と変わらず水に恵まれた生活を将来も送りたいなら、一人ひとりが水資源をもっとしっかり考えるべきだ。ゼロウオーター住宅は「水はあたりまえ」といった考え方を治す特効薬になる。

■ご近所共同で空き家を別荘に

下越 幸二(会社員、50歳)

 日本で増えている空き家を有効活用し、日本を元気にしたい。人口減少や独居率の増加、街のスラム化など住環境が悪くなるなか、10軒程度の家庭で1つの空き家を「近所別荘」として利用する。近くに住むお年寄りが集い、空き家が高齢者の食生活改善や運動による健康管理、孤独化の防止などに役立つ施設となる。必要なのは大型のキッチン設備や、ヨガのような運動をできる広めのリビングルームなどのリフォームだ。広めの土地があれば住居を減築し、菜園を作ったり、ゲストハウスのような宿泊機能を設営したりする。宿泊機能は2020年の東京五輪で宿泊設備としても使える。リフォーム費用と家賃負担をどうするのか、検討は必要だが、昔ながらの「向こう三軒両隣」による緻密な生活環境を空き家のリフォームで築けるだろう。

■清掃の手間を究極まで減らす

村田 俊介(慶応大学薬学部4年、22歳)

 清潔で快適な住まいに不可欠でも後手になりがちなメンテナンス(清掃)。時間をどう使うかが課題で、ゆったりしたくつろぎには素材や自動化、省力化がポイントだ。特に負荷がかかりがちな「キッチン」「浴室」「その他の室内と廊下」に絞ると、キッチンは油、浴室は湿度、室内と廊下はほこりが大敵で、これらに徹底的に特化した新素材を使う。素材だけで対応できない部分、例えばキッチンならダクトごとワンタッチで取り外し、高圧で丸洗いできる構造にする。浴室はボタン1つで室内外の温度差を瞬間で解消し、湿度を除く。室内や廊下のほこりは床を塞がない家具、またはスケルトン構造でダスト設備と直結し、一掃する。老後を見据え労力のかからない豊かな暮らしのために「メンテナンスフリー」を追求したい。

【以上が紙面掲載のアイデア】

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