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 | ――自民党 宇都隆史(比例代表) 国を守る自衛官の思いを国政に反映する――。航空自衛隊を辞め、自民党から出馬した元1等空尉が国政への切符を手にした。「ヒゲの隊長」こと元1等陸佐の佐藤正久(49)が自民党参院議員に転じて3年。自衛隊制服組出身の国会議員が誕生した。 |
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 | ――民主党 大野元裕(埼玉) 中東研究の専門家が、民主党の外交・安全保障政策のてこ入れに立ち上がった。政策提言ではない。参院選への挑戦だ。知名度を生かし「即戦力」をアピールしたが、埼玉選挙区は有力候補がしのぎを削る激戦区。学者候補を待っていたのは、予想以上に厳しい選挙戦だった。 |
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 | ――みんなの党 中西健治(神奈川) 外資系証券会社の日本法人副社長、年収数億円――。不自由ない会社員生活から、政治の世界に飛び込んだ。世界第2の経済大国の存在感が国際金融市場で低下していく姿を見かねてのトラバーユ。選んだのは与党・民主党でも最大野党・自民党でもない、衆参あわせて所属国会議員たった6人の小政党だった。 |
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 | ――みんなの党 松田公太(東京) 人生2度目の大きな「転職」だ。銀行員を辞め、米コーヒーチェーンのタリーズを日本に持ち込んだのは13年前。今度はビジネスの世界から、何の縁もなかった政界へ。長い海外生活で意識した日本という国。そこに漂う閉塞(へいそく)感をなんとかしたいという思いからの決断だった。 |
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 | ――民主党 小西洋之(千葉) 有数の激戦区で地元には縁もゆかりもない官僚出身の落下傘候補が当選を決めた。医療改革を掲げて総務省の課長補佐を退職したが、地盤(後援会)、看板(知名度)、カバン(資金力)はなく、期待は無党派層。民主党政権に吹く順風と逆風に翻弄(ほんろう)された選挙戦だった。 |
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 | ――自民党 岩井茂樹(静岡) 土建業者として生きてきた男が、政治家だった父の後を追って国会議員になった。「おやじの背中にあこがれていた」と素直に語る。2世批判は承知のうえだ。半面、選挙区である静岡での地盤は自分が築き上げ、いわゆる世襲とは違うとの自負もある。 |
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| 落選編 |
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 | ――民主党 坂野真理(鳥取) 人口59万人の鳥取県。政権交代の突風が吹いた2009年衆院選でも民主党に2つの小選挙区を譲らなかった自民党王国だ。ここで長く同党参院議員を務めた長老の孫娘が参院選に挑戦した。ただし、民主党の公認候補として。保守層を二分する争いが残したものは――。 |
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 | ――自民党 宮川典子(山梨) 「山教組のドン」にレッドカードを――。山梨県教職員組合の出身で参院民主党を率いる輿石東(74)の刺客に自民党が送り込んだのは31歳の元教師だった。29ある1人区のなかでも「民・自対決」の象徴的選挙区として注目されたが、組織票に支えられたベテラン議員が粘り腰を見せた。 |
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 | ――民主党 梅津庸成(山形) 「山形さ帰っべ」。43歳の防衛省キャリア官僚が政界への挑戦を決意した。先輩議員の再三の説得に折れた「受け身の決断」ではあったが、故郷のためにと踏み切った。慣れないことばかりで心が折れそうになりながら臨んだ選挙戦。接戦にもつれ込んだが、及ばなかった。 |
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 | ――民主党 安藤高夫(比例代表) 自民党支持だった1人の医者が突然、参院比例代表の民主党候補に担ぎ出された。医療費抑制の流れを食い止めたいとの思いで決断したが、舞台は政権交代直後の選挙戦。民主、自民両党はもちろん、日本医師会など業界団体の思惑ばかりが先行して……。 |