老後の生活設計を考える上で、お金の問題は避けて通れません。日経マネー誌は「自分年金1億円」を提唱し、その実現への道筋を示しました。今回は、「1億円」をどのように積み上げるのかと、その手始めとして20年で3000万円ためるためのポイントを解説します。
公的年金や退職金、そして自らの備えを足し込んで1億円を用意できれば、老後も十分にゆとりある暮らしを送ることができる――。こうした考えの基に、日経マネー誌では、「自分年金1億円」に関する特集記事を今までにも掲載してきた。
しかし今、社会保障は大きく揺らぎ、年金減額がいよいよ視野に入ってきた。「1億円」は絵空事になってしまったのだろうか。
■年金減額でも備えは可能
答えはノーだ。工夫を重ねれば目標に近づくことができるし、少なくとも無為無策より「ずっと良い」結果が実現するだろう。
ここでは、まず老後にお金はどの程度必要かを調べてみよう。生命保険文化センターの調査では、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と思われる生活費は、平均で月額22万円余り(図1)。また、ゆとりのための費用は平均で月14万円ほどだ(図2)。平均寿命を考慮、さらに1人世帯になった後の生活費を含めると、必要額は1億円をやや下回る水準になる(図3)。

図3 老後を安心してすごすには1億円は用意したい
年金、資産運用、分散投資
| 日経平均(円) | 8,563.38 | +6.78 | 24日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 12,496.15 | -6.66 | 23日 16:30 |
| 英FTSE100 | 5,344.50 | +78.09 | 24日 12:42 |
| ドル/円 | 79.34 - .36 | -0.17円高 | 24日 20:37 |
| ユーロ/円 | 99.76 - .80 | -0.91円高 | 24日 20:37 |
| 長期金利(%) | 0.865 | +0.005 | 24日 16:20 |
| NY原油(ドル) | 89.90 | -1.76 | 23日 終値 |
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