産業技術総合研究所は13日、長期間連続して使える小型の放射線線量計を開発したと発表した。ボタン電池1個で従来の6倍以上の半年以上使え、最も小さいタイプで10グラムと軽量化した。子供が日常生活で被曝(ひばく)量を把握する用途などに向くという。企業による製品化を計画しており、早ければ今春の発売を見込む。
部品の改善でコストも削減し、本体価格は従来品の数万円に対し5千円以下が目標という。
SDメモリーカード程度のサイズなど3種類を試作した。重量は10~20グラムで、名札ケースやポケットに入れて持ち運べる。10グラムのタイプは1カ月以上測定可能な従来品の4分の1の重量という。
直径24.5ミリのボタン電池1個で半年以上連続で使える。直径20ミリのボタン電池でも約2カ月もつ。特製アダプターが別途必要だが、データをパソコンに取り込み、毎日や毎時間の被曝量を表示できる。線量率が高いと光や音で知らせる警告機能も付けた。
産業技術総合研究所
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