【北京=共同】中国の原子力発電関連の国有企業、中国核工業集団は21日、同国初の高速増殖炉の実験炉が、核分裂が連続して起きる臨界に初めて到達したと発表した。実験炉の設備国産化率は70%といい、今後、高速増殖炉の建設を加速する方針。
中国は経済成長に伴うエネルギー需要の増大に対応するため、原子力発電所の建設を促進。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の製造技術なども発展させ、先進的な原発システムを構築したいとしている。
高速増殖炉では、ウラン資源の利用率を60%以上にまで高められるとされる。日本では今年、約14年ぶりに運転を再開した高速増殖炉原型炉もんじゅが臨界に到達。米国やロシアなども既に臨界到達に成功している。
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