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中国とトルコ、経済・金融分野で関係強化 習副主席が訪問

2012/2/22 10:44
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 【カイロ=花房良祐】中国の習近平国家副主席は21日、訪問先のトルコでエルドアン首相やギュル大統領と会談、通貨スワップ協定の締結など経済・金融分野を中心とした2国間関係の強化で合意した。反政府運動が激化するシリア情勢についても協議したもよう。中国の次期国家主席の最有力候補である習氏は米国など3カ国訪問にトルコを含め、政治・経済の両面で同国との連携を密にする姿勢を打ち出した。

 アナトリア通信によると、イスタンブールで会談したエルドアン首相と習国家副主席は経済協力の拡充で合意。中国側はトルコの大規模インフラプロジェクトに関心を示した。習氏はトルコの経済成長を評価した上で、エルドアン首相の訪中を要請。首相は数カ月以内に中国を訪れる意向を示した。

 習国家副主席は首都アンカラでギュル大統領とも会談。両国は人民元とトルコリラのスワップ協定など経済関係を強化する7項目について合意した。トルコのテレビ局NTVによると、習氏のトルコ訪問には中国企業58社の首脳らが同行。22日には習氏とともにイスタンブールのビジネスフォーラムに出席する。

 習氏はトルコ側とシリア情勢についても協議したもよう。詳しい内容は伝わっていないが、両国は今後の対応について情報交換したとみられる。中国は国連安全保障理事会に提出された反政府運動を武力弾圧するシリアを非難する決議案で拒否権を行使。国際的な非難を浴びた。中国は安保理の直後にシリアに特使を派遣、外交努力をアピールしようとしている。

 一方、トルコはかつての友好国だったシリアのアサド政権と距離を置いている。反体制派の連合体「シリア国民評議会」やシリア軍の離反兵で構成する「自由シリア軍」はトルコ国内を拠点として活動。今月24日にはチュニジアでシリア情勢を巡って関係国が会合を開く予定で、シリアの反体制派支援について協議する見通しだ。

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