武田薬品工業が30日発表した2010年4~6月期連結決算は、純利益が641億円と前年同期比43%減った。昨年11月に米国で特許が切れた抗かいよう薬の売り上げが大きく落ち込んだ。円相場が対ドル、ユーロとも円高に振れ、為替差損も発生した。
売上高は3546億円と6%減。抗かいよう薬「プレバシド」は米国での特許切れで割安な後発医薬品にシェアを奪われ、製品売上高が4割落ち込んだ。円高も115億円の減収要因になった。
売り上げ減少に加え、利益率の高い製品の比率が下がったことも響き、営業利益は1072億円と15%減少。為替差損益が前年同期に比べ88億円悪化するなど営業外損益も悪化し、経常利益は25%減った。11年3月期通期の純利益は前期比26%減の2200億円と、従来予想と変えなかった。
武田薬品工業、プレバシド、特許、円高
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