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「迷惑空き地」全国で増加 雑草「誰が刈る?」

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2010/8/2 12:00
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 住宅地の放置された土地が草ぼうぼう――。こんな「迷惑空き地」が全国で広がっている。所有者の高齢化などを背景に、管理しきれない土地が増えているためだ。周辺の環境悪化や犯罪の温床になりかねないとして、住民や自治体は頭を抱える。空き地と格闘する地域の姿を探った。

草が伸び放題の空き地。「草花の花粉で子どもの体調が悪くなったとか、ヘビや虫が出て困るなど苦情は絶えない」と市職員は困り顔(三重県名張市)
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草が伸び放題の空き地。「草花の花粉で子どもの体調が悪くなったとか、ヘビや虫が出て困るなど苦情は絶えない」と市職員は困り顔(三重県名張市)

 「雑草は伸び放題。本当に困る」。千葉市の小倉台中央自治会長を務める大原昇さん(66)はそう憤る。周辺は閑静な住宅地で、40年ほど前に約2000区画が宅地開発された。だが現在、「60区画ほどが空き地となり、一部は全く管理されていない」(大原さん)という。

 夏場には雑草が公道にはみ出す。「虫が発生して家に入ってきた」など苦情は絶えず、原因は分からないが空き地でぼやが出たこともあった。大原さん自ら登記簿から所有者を調べ上げて手紙を送っているが、「ほとんど返事はなく、手紙が届いているかどうかさえ分からない」。

 毎年のように苦情が出る空き地は、自治会が草を刈っている。「秋は草が枯れて火災の恐れがあるし、見通しが悪いと交通事故が心配。不法侵入になるかもしれないが、地域の安全を守るにはやむを得ない」と大原さんはいう。

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