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あなたのウオーキングはNG? かえって肩こりに

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2012/1/21付
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 今年は歩く量を増やそうと考えている人も多いだろう。ウオーキングが体にいいことは周知の事実だが、1日何十分歩こうが、正しい姿勢で歩かないと、かえってマイナスになることもある。使う筋肉が偏る結果、肩こり・腰痛・膝痛などを起こす可能性があるからだ。健康につながる“美しい歩き方”について、専門家に聞いた。

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 姿勢が悪くなるのは、体の使い方のクセが原因だ。例えば猫背。「背を丸めるのは人間にとって楽な姿勢だからだが、後頭部から肩にかけての筋肉と胸側の筋肉は縮んで短くなり、背中側の筋肉はだらんと伸びる」というのは、首都大学東京准教授で医学博士・理学療法士の竹井仁さん。

 その姿勢を続けると、筋肉が動きやすい方向を覚え、楽な方に収縮したまま、反対側の筋肉は伸び切ったゴムのように元に戻らなくなる。これが猫背で、このように筋肉が固く縮こまった状態が「凝り」だ。

「お尻を締めて」

 そんな状態で「良い姿勢を」といっても、縮こまって固くなった筋肉はやすやすと伸ばせず、別の部位の柔らかい筋肉を使うことになる。無理に胸を張ろうとすると、代償として腰を反らせることになり、腰を傷める結果にも。「まだ筋肉に余裕がある間に、正しい姿勢に戻す努力を常にしておく必要がある」と竹井さんは力説する。

 正しい姿勢とは、頭のてっぺんから足までの体の軸が真っすぐ突き抜けるような状態だが、これがなかなか難しい。

 「正しい姿勢で歩くにはお尻の穴を締めるといい」と言うのは、山本鍼灸整骨院(千葉県成田市)を経営し、スポーツ選手のトレーナーも務める山本利幸さんだ。長年、子どもたちに「少林寺拳法」を教える中で、「どう言ったら良い姿勢を分かってもらえるのか」を試行錯誤した末にたどり着いた方法だ。この言い方は子どもにも分かりやすく、「お尻の穴を締めてごらん」と指導すると、みるみる姿勢が良くなるという。

 さらに「お尻を締めながら歩けば、それは立派な運動になる」(山本さん)。かかとから着地し、指の付け根へと力を伝え、つま先で蹴る。この足裏3点着地法が正しい歩き方だが、難しく考えなくても「かかとで着地、つま先で蹴る」を意識して歩くといい。ヒールの高い靴だとそれが難しくなるので、「せめて5センチの高さまでにとどめるように」と山本さんは言う。

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