全国各地で道の駅ならぬ「川の駅」が増えてきた。川沿いにレジャー施設やレストランが集まり、ボートで遊んだり食事したりできる。かつて交通の要所として栄えた場所が多く、自然や歴史を学べる場所もある。涼を求めたい人、夏休みに遊び足りなかった人は、ちょっと足を延ばしてみたらどうだろうか。
江戸時代に利根川水運の物流拠点として栄えた千葉県香取市佐原に今年オープンしたのが、「水の郷(さと)さわら」だ。
小江戸と呼ばれる佐原は今も土蔵造りの商家の町並みが残り、街の中心には小野川が流れている。伊能忠敬旧宅先から「シャトル舟」に乗れば、心地よい風を受けながら25分で水の郷さわらに到着する。
船の操縦が可能 治水技術を展示
千葉県習志野市から来た4人家族は佐原の街を散策した後、シャトル舟に乗って水の郷へ。小学1年生と6年生の姉妹は下船するなり「涼しかったー」と顔をほころばせた。
ここでは遊覧船でくつろげるほか、自家用の船なども操縦できる。千葉市に住む西田勉さん(44)は両親と次男(18)の4人でジェットスキーを持参した。駐車場に車を止め、パラソルやテーブルをセットした後は一日を川辺で過ごす。これまでは千葉県の富津の海岸などに出かけていたが、「海とは違った景色が楽しめるし、食事やトイレも充実している」と満足げだ。
ボート、道の駅