熱心なファンに支えられ、CD不況の中でも好調が続くアニメソング(アニソン)。日本の歌手だけでなく、外国人が続々と手掛けるようになり、世界での“伝道”役を担っている。
「コレデイイノダ コレデイイノダ」。軽快なボサノバのリズムに乗って、アニメ「天才バカボン」の主題歌がジャズクラブ、ブルーノート東京で流れる。
歌うのはフランスの歌手、クレモンティーヌ。7月に初めてアニソンをボサノバに編曲したカバー集「アニメンティーヌ」を出したばかりだ。
仏語「サザエさん」
フランス語で「サザエさん」の主題歌を歌いながら、「サザエでございまーす」と日本語でおどけると、店内は笑い声と拍手に包まれた。おしゃれなジャズクラブもこの日はぐっとくだけた雰囲気だ。
来日公演に先立ち、本国で開かれた日本のポップカルチャー見本市「ジャパン・エキスポ」に初出演。「うる星やつら」の主題歌「ラムのラブソング」などをパリっ子の前で披露した。「フランスでも日本のアニメが放送されているから、みんなよく知っていて好評だった。今までジャズを中心に歌ってきたけど、今回は子供からお年寄りまで、新しいファンが聴いてくれた」と顔をほころばせる。
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