左右の色が違う、少女の瞳が印象的な絵だ。見ているこちらの心の「本音」と「建前」を見透かしているのでは、という気がしてきて少し怖くもある。自分の本心をもう一度見直し、正直に生きていきたいと強く思った。さて、あなたにはどう見えますか。(地方部 谷口誠)
作家プロフィール なら・よしとも
1959年、青森県弘前市生まれの現代美術作家。愛知県立芸術大学大学院修了後、88~93年ドイツ国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに在籍し、2000年までドイツを拠点に活動。欧米やアジアでも作品の評価が高く、ニューヨーク近代美術館をはじめとして各地に作品がコレクションされている。少女像を題材にした絵画や彫刻で知られ、音楽家やデザイナーと協働した作品も多い。
ここで見られます
広島市現代美術館で開催中のコレクション展「メモリー/メモリアル65年目の夏に」で「Missing in Action -Girl meets Boy-」を展示している(11月7日まで、http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/)。そのほか、青森県立美術館(青森市)、原美術館(東京都品川区)などで常設展示作品が見られる。
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