
「ポイントを使いますか? それともためますか?」
会計の際、店のレジなどでよく店員から投げ掛けられるこの言葉。あなたは一体、どう答えているだろうか。
もし「ためます」と答えているとしたら、実はあなたは気が付かないうちにかなりの損をしていることになるそうだ。
■錯覚にすぎない「ポイントためて得した気分」
「ポイントを使い切ってください」――。これが会計する際の「正しい答え」だという。
ポイントとは、次回の買い物する際にその店で割引してもらえるサービスのこと。カードにたくさんのポイントがたまっているのを眺めると、何だかすごく得したような気分になる。ところが、いくらポイントをカードにため込んでも利子が付くわけではない。実際に買い物で使わない限り、客はメリットをまったく享受できていない。
むしろ、次の買い物で使用するまで、客にとっては様々なリスクを負うことになる。
例えば(1)買い物の機会を逸して、期限切れになってしまう(2)カードを紛失してしまう(3)店が閉店したり、倒産したりして、ポイントが使えなくなってしまう――などの場合がそれにあたる。ポイントを使うために、不必要なものを買ってしまったり、特定の店でしか買い物できなかったりするのも客には不利な点だ。
要するに、カードのポイントは「残高を常に最小限に抑えておく」のが賢い使い方というわけ。
「ポイントをためるという行為は、現金を払って、その店でしか使えないポイントを購入するという行為にほかならない」。「おりこうさん おばかさんのお金の使い方」などの著作がある板倉雄一郎さんはこう指摘している。
ポイントをためて得した気分になっているのは、実は錯覚にすぎないのだ。
ポイント、ポイントカード、マイレージ、クレジットカード
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