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日経優秀製品・サービス賞2015

審査委員特別賞(2点)

  • ナノバブル発生装置「ナノクスG」=ナノクス
    ナノバブル発生装置「ナノクスG」=ナノクス

    直径100ナノ(ナノは10億分の1)メートルサイズの超微細な気泡を発生させる。樹脂素材を大幅に採用し、導入費を従来機種のほぼ半分に抑えた。

    酸素の泡を含ませることで魚の成長を促進できる効果に着目し、まず陸上養殖業者向けに商品化した。毎時12トンから同48トンの水量に対応できる5機種を用意。価格は12トンタイプの場合で工事費を含めて200万~300万円に抑えた。

    広島県尾道市内の陸上養殖施設での実験では、出荷まで24カ月かかるトラフグが14カ月で出荷サイズに成長した。

    泡をナノサイズまで細かくすると水面に浮上しにくくなり、高濃度の酸素を含んだ水や重油と水だけの混合燃料などを生成可能。幅広い分野での応用が期待されている。

  • 可視光通信機器「照明無線LAN」=アウトスタンティングテクノロジー
    可視光通信機器「照明無線LAN」=アウトスタンティングテクノロジー

    照明を利用し、インターネット通信などができる。天井に取り付ける照明型の親機、パソコンやスマートフォン(スマホ)などに接続する子機がセット。親機に搭載した発光ダイオード(LED)を高速明滅させることで信号を作り、子機の受光素子で受け取る。価格は親機が税別25万円、子機が同1万円から。

    電波が使えないデータセンターや病院、発電所での利用を想定する。電波のように周波数帯域不足に陥ることがなく、精密機器の近くや水中でも使える。

    アウトスタンディングテクノロジーは07年設立のベンチャー。京セラやNECなど大企業出身のベテラン技術者らが開発を支えた。

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