
報告・連絡・相談は「ホウレンソウ」とも呼ばれ、ビジネスパーソンにとって基本動作の1つ。しかし、具体的にどうすれば、うまくこなせるのか知らない人も意外に多いのではないか。ホウレンソウの達人になる秘訣を、ヒューマン・クリエイト・コンサルティング(広島県尾道市)所長の山口真一さんの話をもとにまとめた。
報告編)事前に整理、まず結論を
《ケース(1)》
若手社員のAさんは自分のミスで取引先に損をさせてしまった。なかなか言い出せずに、上司に報告したのは1週間後。内容も要領を得ず、上司の怒りは増すばかりだった。
報告で一番大事なのはスピードだ。指示された仕事が終了すれば、すぐに直接、上司に伝えるのが鉄則だ。誰でもトラブルの報告をするときは気が重いが、悪いニュースほど迅速に連絡し、指示を仰ぐことが不可欠だ。緊急事態なので時間や場所、手段を選んではいけない。
多忙な上司が報告内容をすぐに把握できるように、伝える内容を事前に頭の中で整理しておく作業も必要だ。
話すポイントをまとめるときは「5W2H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうやって・どれくらい)」を意識しておきたい。必ず結論から先に話し、理由や経過は上司に尋ねられてから述べるように心がけておくべきだろう。
たとえ、自分がミスを犯したとしても、報告の仕方によっては上司からの評価が高まる場合もある。事実関係にとどまらず、どう対処すべきかについて自分の考えも盛り込むようにしておくとよいだろう。
業務に関係する情報を入手した場合、全部報告する。ここで注意すべきなのが、事実と自分の推論を明確に区別しておくことだ。自分で気づいたことや判断を区別した上で報告に加えることは情報の価値を向上させる。常に発案する積極性は持っておきたいものだ。
ホウレンソウ、コンサルティング、電子メール、ビジネスパーソン、報告、スキルアップ、相談、トラブル
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