秋の運動会シーズンを迎え、ビデオカメラ売り場がにぎわいを見せている。販売数を伸ばそうと値下げに動くメーカーもあるようで、店頭価格は下落傾向が続いている。売れ筋は5万~7万円の中位機種。6~8時間の撮影が可能な大容量の機種の人気が高い。
小型軽量・高倍率ズームの機種が人気
「運動会には小型で軽くて高倍率ズームを備えた機種がおすすめ」と語るのはビックカメラ池袋本店(東京・豊島)の売り場担当者。長時間ビデオカメラを持って遠くにいる自分の子どもを追いかけるには、手首への負荷をいかに減らすかが最重要ポイント。この点でパナソニック「HDC-TM35」の人気が高いという。本体重量は185グラムと世界最軽量を歌い、持ちやすさにこだわって設計した。ソニーは「HDR-CX370V」、ビクターは「GZ-HM570」と本体重量300グラム前後の中位機種が人気だ。
一方、上位機種の動きは鈍い。パナソニックの3D対応機種は15万円前後だが、「3Dテレビの普及など環境面が整っていないこともあり、それほど出ていない」(同)という。春モデルも値下がりが続いている。
コンパクトデジカメの下げ足急
デジカメはコンパクト型の価格下落サイクルが早い。5月発売のキヤノン「IXY30S」は、ポイントを勘案した実勢価格が2万~2万2000円と7月中旬から6000円前後も下がった。今秋は3Dや追尾機能などの新機軸を備えた新製品にメーカーなどの期待が高まっているが、「消費者がコンパクトデジカメに出す金額は2万円が限度」(ビックカメラ池袋本店)というのが実情のようだ。
(商品部 田上一平)
| ▽コンパクトデジカメ | 9月上旬 | 7月中旬 |
|---|---|---|
| Cyber―shot DSC―HX5V(ソニー) | 29.7~31 | 32~34.8 |
| IXY 30S(キヤノン) | 24.7~27.6 | 29.6~32.8 |
| LUMIX DMC-FX700(パナソニック) | 39.8 | ― |
| ▽デジタル一眼 | ||
| D5000(本体のみ)(ニコン) | 64.8~66.4 | 66.4 |
| EOS Kiss X4(本体のみ)(キヤノン) | 71.8 | 71.8 |
| NEX-5(レンズ付き)(ソニー) | 67.5~74.3 | 76.8~79.8 |
| ▽デジタルビデオカメラ | ||
| HDR-CX550V(ソニー) | 93.6 | 104.8 |
| GZ―HM1(日本ビクター) | 89.8~90.9 | 93 |
(注)価格は東京で調査。秋葉原電気街、新宿、池袋など主要ターミナル駅周辺の
家電量販店の表示価格
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