夏の行楽シーズン本番を迎え、ガソリンの店頭販売も盛り上がってきた。今夏は店頭価格が下落傾向で、マイカーで遠出を予定しているドライバーには朗報だ。石油情報センターの調査によると7月27日時点のレギュラーガソリンの給油所店頭価格(全国平均)は前週比0.5円安い、1リットル134.5円。9週連続で値下がりし、この2カ月で5.1円安くなった。
大半の地区、130円台前半まで下落
ただ、7月後半以降は気温が高い日が続いており、「カーエアコンを使う分、燃料の消費が早くなり給油が増えている」(JX日鉱日石エネルギー)傾向があるようだ。
前回調査時点と比べ、店頭価格は全国的に下落している。都道府県別に見ると、2カ月前と比べ7.7円下がった青森や、7.2円安の岡山などで下落幅が大きかった。前回は18都道県が140円台に乗せていたが、今回は長崎など3県にとどまり、大半の地区が130円台前半まで下がった。
原油価格の下落がガソリン安の背景だ。4月に一時1バレル86ドルまで上昇した中東産ドバイ原油は、5月に反落し、足元は70ドル台中盤で推移している。市場関係者によると「今後原油が急騰しなければ、店頭価格が大きく値上がりすることはない」(商社)とみる。
猛暑も追い風、休日の遠出増える
ガソリンスタンドの店頭では、価格が下がったことで、満タンにする客が増えているという。7月中旬以降の猛暑も販売の追い風だ。都内のガソリンスタンドの店員は「暑い日が続き、休日に自動車で遠出する人が増えているようだ」(都内給油所)と話す。
(商品部 浜美佐)
| 7月26日 | 5月24日 | |
|---|---|---|
| 北海道 | 137.9 | 141.2 |
| 宮城県 | 133.2 | 139.4 |
| 東京都 | 135.3 | 140.8 |
| 神奈川県 | 132.0 | 138.8 |
| 新潟県 | 135.5 | 142.1 |
| 愛知県 | 134.0 | 139.7 |
| 大阪府 | 132.6 | 138.1 |
| 広島県 | 133.7 | 138.5 |
| 高知県 | 138.2 | 138.4 |
| 福岡県 | 137.3 | 142.8 |
| 沖縄県 | 128.1 | 131.9 |
| 全国平均 | 134.5 | 139.6 |
(石油情報センター調べ)
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