ソニーの「サイバーショット DSC-TX9」は前機種の薄型でスタイリッシュなデザインを生かしつつ、フルハイビジョン動画を撮影できる高級コンパクトデジタルカメラ。
カメラを一振りしてパノラマ写真を撮影できる「スイングパノラマ」機能を応用して、スイング中に撮影した複数の視点からの映像を抽出し、3次元(3D)の静止画を生成する。レンズが1本しかない単眼のコンパクトデジカメで3D撮影ができるのは世界初という。3.5型ワイドの液晶画面はタッチパネルに対応し、直感的にピント合わせなどの操作ができる。
【ベンチマーク商品】
キヤノンの高級コンパクトデジカメ「パワーショット S90」。独自の映像エンジン「DIGIC 4」などにより、暗い場所や明暗差の大きい場所でも美しい写真を撮影できる。3.0型TFT液晶。幅100×高さ58.4×厚さ30.9mm、重量約198g(バッテリー含む)。2009年10月16日発売、実売3万5000円前後。
【日経産業地域研究所研究員の視点】

DSC-TX9はソニーのコンパクトデジカメの製品群では高級クラスに位置する。この点でベンチマーク商品のS90と同じ位置にあるが、方向性は大きく分かれた。
TX9は暗い場所でも美しい写真が撮影でき、フルHD動画も撮影できる前機種の機能に加え、3D画像の撮影も可能にするなど、デジタルならではの多機能性を前面に出した。一方のS90はスリムなデザインながら、あくまで高画質の写真撮影にこだわった。どちらの機種を選ぶかは消費者の好みによるところが大きい。
ただ、TX9のような多機能な製品が高級デジカメの分野にも登場すると、カメラ最大手のキヤノンが今後、この分野でどのような製品づくりをしていくのか注目される。
■詳細は有料の「日経消費ウオッチャー」オンライン・データベースで
| 価格 | 実売4万5000円前後 |
|---|---|
| 販売目標 | 非公表 |
| 発売 | 8月7日 |
| 有効画素 | 約1220万 |
| レンズ焦点距離 | 25~100mm相当(35mmフィルム換算) |
| ISO感度 | 125~3200 |
| 動画記録 | フルハイビジョン(1920×1080ドット)/ハイビジョン(1440×1080ドット)/MP4/VGA |
| サイズ/重量 | 幅 97.8×高さ59.5×厚さ17.5mm/約149g(バッテリー含む) |
サイバーショット、デジタルカメラ、ソニー、キヤノン、パワーショット、フルハイビジョン、ハイビジョン、3D、スイングパノラマ、コンパクトデジタルカメラ
復活ディズニー最高益へ、死角はどこに (2/6)
静かに膨らむ円高マグマ、裏にある「反グローバル」 (2/3)
原発問題、専門家が言ってはいけない3つの言葉 (1/27)
民主党が開けたパンドラの箱「年金」 (2/7)
郵政4年に及ぶ苦闘 (1/26)
フェイスブックはビジネスを変える (2/8)
先送りのつけ (2/7)
改めて考える「働くということ」 (2/3)
超円高で海外製品をお得に買う方法 正規品の半額も (2/2)
居酒屋から百貨店まで 成熟市場をこじ開ける物語 (2/7)
書類審査の舞台裏 本当にある学生選別の手段 (2/8)
フェイスブックをOB・OG訪問の武器に (1/5)