日本経済新聞

5月16日(水曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

コンテンツ一覧

日経平均続落、終値55円安 3日ぶり9000円割れ

2012/2/10 16:01
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷

 10日の東京株式市場で日経平均株価は続落した。終値は前日比55円07銭(0.61%)安の8947円17銭だった。9000円割れは3日ぶり。このところの相場上昇が急ピッチで短期的な過熱感が警戒され、自動車や金融など主力の大型株が利益確定売りに押された。市場では「週末のポジション調整に伴う売り」を指摘する声もあり、日経平均は大引けにかけて下げ幅をやや広げ、きょうの安値で終えた。もっとも欧州債務問題への懸念が和らいだことや、対ユーロや対ドルでの円安が下支え要因となり、下値を売る動きは見られなかった。

 ギリシャ政府と連立与党は9日、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)の追加金融支援の条件となる財政緊縮策で合意。同国の無秩序なデフォルト(債務不履行)が避けられるとの見方が広がり、外国為替市場ではユーロが買われた。欧州不安の後退と円安・ユーロ高を追い風に、朝方は輸出関連株を中心に買いが先行した。

 その後は高値を警戒した売りが徐々に優勢となり、上げで始まったトヨタソニーは安く終えた。「海外勢が主導する形で相場が急ピッチに上昇してきたため、いったん持ち高を調整する動きが強まった」(ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長)という。

 きょうは株価指数オプションとミニ日経平均先物の特別清算指数(SQ)の算出日で、SQ値は試算で9011円と昨年8月以来の9000円台になったもよう。算出に絡んだ現物株売買の影響は少なかった。

 東証1部の値下がり銘柄数は、全体の7割弱にあたる1099だった。値上がりは443、横ばいは133だった。

 東証株価指数(TOPIX)は反落。業種別TOPIX(33業種)の値下がり率上位には「その他金融業」「銀行業」「鉄鋼」が並んだ。

 東証1部の売買代金は概算で1兆2819億円、売買高は同23億6115万株だった。売買代金、売買高ともに前日をやや下回った。

 ホンダ日産自コマツキヤノン信越化ファナック三菱商が軟調。三菱UFJ野村第一生命MS&ADなど大型の金融株が売られた。今期純利益予想を下方修正したAOCHDが大幅安。日揮千代建のプラント大手もそろって下落した。半面、ソフトバンク東芝エプソンキリンHDパイオニアイビデンが買われ、東電関西電など電力株の上げも目立った。ヤマダ電が大幅高。

 東証2部株価指数は19日続伸。2009年5月19日~6月15日の20日連騰以来となる。きらやかゼロミライアルが上げ、ツクイマーベラスが下げた。

〔日経QUICKニュース〕

「ビジネスリーダー」の週刊メールマガジン配信中

人気記事をまとめてチェック >>設定はこちら

小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷
関連キーワード

東証、日経平均株価

ランキング&データ

【PR】

【PR】

ニュースこう読む(梶原誠) 一覧

シェールガス・オイルの開発が相次ぐなど米国経済にも明るさの芽が見え始めた=AP

AP

日本は勝てるか、欧州マネー争奪戦が激化
 編集委員 梶原誠
[有料会員限定]

気がかりな記事が載っていたのは4月21日の日経朝刊だ。欧州の投資家が3月、3カ月連続で日本株を買い越したという。「ベタ記事」と呼ぶ小さな記事。それでも目に留まったのは、少し前に…続き (5/4)

日本企業の海外M&Aブーム、2年目の課題  編集委員 梶原誠 [有料会員限定]

 海外の株式市場に日本の企業マネーがちらついている。「日本企業は外国企業の買収に積極的だ。我々が株に投資している米企業も、買収の標的になりえる」…続き (4/20)

「5月天井説」に身構える株式市場  編集委員 梶原誠 [有料会員限定]

 今、株式市場に関する米メディアの記事で頻繁に使われている表現がある。「5月に売るべきか?」…続き (4/6)

新着記事一覧

【PR】

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

日本経済新聞の公式ページやアカウントをご利用ください。

[PR]

【PR】

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について