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スキージャンプ・葛西紀明、伝説が目指す金字塔

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2014/1/28 7:00
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 日本にいるときはもちろん、海外遠征先でも毎朝30~40分は必ず走る。ノルディックスキー・ジャンプの葛西紀明(41、土屋ホーム)は体力の衰えを全く感じていないと言い切る。「若い選手たちのエキスを吸って若い気持ちを保てている。年齢的な不安は全くない」。冬季五輪史上最多となる7度目の五輪も通過点の一つだ。「8度目も目指しているからね」

自宅の一室にトレーニングルーム

 選手生命も晩年を迎えたはずの5年ほど前、自宅の6畳の一室にトレーニングルームを作った。バイクや約130キロまでこなせるスクワット器具などを備え、下半身を中心に体をいじめる。時差ボケで眠れないときは、午前2時から汗を流すこともある。

 今月11日、バートミッテルンドルフ(オーストリア)で10年ぶりのワールドカップ(W杯)優勝を飾った。1回目でトップに立ち、最終ジャンパーだった2回目も大ジャンプを決めると、ライバルたちが7人も寄ってきて、一礼と握手で祝福された。「現役時代に葛西と戦った各国コーチ陣もみんなひそかに応援していた」と全日本の横川朝治ヘッドコーチも話す。

 41歳7カ月のW杯優勝は最年長記録だ。通算16勝は日本男子ジャンプ陣で単独最多。「強豪がいる中で勝てたのが大きい。五輪の重圧にも勝てるんじゃないか。今が本当に一番充実している。金メダルを狙う」。ノリノリの勢いのままソチ五輪に向かう。

スーツの規定変更、「僕には有利に」

 今季のW杯は表彰台3度、トップ10を外したのは1回だけの安定感で総合6位につける。本人は、左膝や腰の故障に悩んだここ2、3年と異なり、夏場から充実したトレーニングができているのが好調の一因と分析するが、それだけでない。

 体の実寸より6センチ大きいサイズまで着用可能だったスーツが、昨季の規定変更で2センチまでと狭められた。浮力を受けづらくなり、技術勝負の要素が強まったことが「僕には有利になった」と葛西はいう。

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