10年後に笑うマンション購入 高く売る視点で選ぶ

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2013/12/8 7:00
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 首都圏中心にマンション販売が堅調だ。増税前の駆け込み需要終了後も住宅ローン減税が拡充されることが背景にあるようだ。購入者の中には暮らしの変化など、住み替えが必要となる世帯も出てくる。住み替えを念頭に置く場合、マンション購入時に売却まで見据えた視点も必要だ。

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 東京都に住む40歳代の男性会社員Aさんはこの春、2LDKの新築マンションを購入した。現在は妻と子どもの3人家族だが、将来は子どもが増える可能性もある。手狭になったとき中古で売却するといくらになるのか。値下がりが小さいだろうとの期待もあり、都心の物件に決めた。

 Aさんが重視したのはいかに高く売れるかという出口戦略。将来の中古価格を予測することは難しいが、参考になる指標はある。そのひとつが新築時からの価格維持率を示す「リセールバリュー」だ(図A)。不動産調査会社、東京カンテイ(東京・品川)によると、築10年の首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)のマンションのリセールバリューは90.4%。値下がり率は約1割だった。

■築年数にこだわり

 不動産市況が低迷していた2002~03年当時に新築だった物件が対象ということもあるが、都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)だと101.7%で逆に値上がりしているという結果になった。市場調査部の中山登志朗上席主任研究員は「物件を買う前に10年後にいくらで売れるかイメージすることが重要だ」と説く。

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