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女子バレー、日本の攻守の柱 東レ・木村沙織(上)

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2012/3/10 7:00
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 17歳で出場したアテネ五輪から8年が過ぎた。「スーパー女子高生」と騒がれたバレーボールの木村沙織(25)は、今や攻守の柱として全日本を引っ張る存在だ。日本女子は一昨年の世界選手権、昨年のワールドカップ(W杯)で結果を残し、輝きを取り戻しつつある。五輪での28年ぶりのメダル獲得を目指し、木村は「ロンドンしか考えていない」と前を向いている。

今や攻守に全日本を引っ張る存在となった

今や攻守に全日本を引っ張る存在となった

■あと一歩で五輪切符に届かなかったが…

 あと一歩で五輪出場権(3位以内)に届かなかった昨年11月のW杯。世界ランク1位のブラジル、2位の米国を相次いで破りながら、序盤戦の取りこぼしが響いた。

 だが手応えは十分にあった。「4位は悔しい。でも、どういうバレーをすれば強豪国に勝てるか、分かるようになってきた」

 大会前には、今まで経験したことのないスランプに苦しんでいた。新たな攻撃を取り入れようとして消化しきれなかったのが理由。セッターからのトスをより速くして、相手ブロックが整わないうちに打ち抜こうというもので、世界選手権で3位に入りライバルたちのマークがより厳しくなったことへ対抗する狙いがあった。

■W杯では新戦法を封印

 方向性は間違っていなかったが、時間が足りなかった。「自分の調子が良くない中で新しいことも取り入れて、ほかのプレーもぐちゃぐちゃになった」。夏のワールドグランプリで日本は5位と低迷。悪いことに、センターの山本愛(JT)が右膝を痛めて離脱するなど故障者も相次いでいた。

 結局、W杯では新戦法を封印し、従来の打ち方で挑んだ。もちろん、すぐに本来の調子が戻ってくるわけではない。経験の浅い若手選手が多い中、「最初はなかなかリズムをつくれなかった」。開幕戦でイタリアに1―3で敗れ、アジアのライバル中国にもフルセットの末に競り負けた。

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