フォトウエディング 2人だけの再出発

2011/7/5 23:09
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 津波で自宅が流され思い出の写真も失った夫婦。2人だけで再び結婚写真を撮り、仮設住宅で新たなスタートを切った。

結婚4年目の小野寺信二さん(42)と修子さん(41)夫妻。ブーケを手にフォトウエディングの撮影に臨む(7月3日、宮城県気仙沼市)

結婚4年目の小野寺信二さん(42)と修子さん(41)夫妻。ブーケを手にフォトウエディングの撮影に臨む(7月3日、宮城県気仙沼市)

貸衣装店の「ブライダルハウス藤仙(ふじせん)」は、地元を中心に約4000組の結婚を見守ってきた。3月11日も店内で客と打ち合わせ中だった。

貸衣装店の「ブライダルハウス藤仙(ふじせん)」は、地元を中心に約4000組の結婚を見守ってきた。3月11日も店内で客と打ち合わせ中だった。

津波は海抜約15メートルの店まで押し寄せ(写真上)、1階のドレス約100着や撮影機材などが水に漬かった。

津波は海抜約15メートルの店まで押し寄せ(写真上)、1階のドレス約100着や撮影機材などが水に漬かった。

「藤仙」2代目の小野寺優子さんと賢さん夫妻。震災で予約はすべてキャンセル。大事なドレスはクリーニングでなんとか元通りになったが、披露宴の客はなかなか戻らない。そのため、記念写真だけで済ませる「フォトウエディング」の広告を出した。

「藤仙」2代目の小野寺優子さんと賢さん夫妻。震災で予約はすべてキャンセル。大事なドレスはクリーニングでなんとか元通りになったが、披露宴の客はなかなか戻らない。そのため、記念写真だけで済ませる「フォトウエディング」の広告を出した。

4年前に「藤仙」の衣装で披露宴を行った信二さんと修子さん。2人だけのフォトウエディングを行うために衣装を選ぶ。

4年前に「藤仙」の衣装で披露宴を行った信二さんと修子さん。2人だけのフォトウエディングを行うために衣装を選ぶ。

前回と同じお気に入りのドレスを選んだ修子さん。「披露宴ではお色直しを3回したはずだけど、緊張しっぱなしで他は何を着たか忘れてしまった」

前回と同じお気に入りのドレスを選んだ修子さん。「披露宴ではお色直しを3回したはずだけど、緊張しっぱなしで他は何を着たか忘れてしまった」

「もっと見つめ合ってください」。撮影の際に促されると、照れて笑いが止まらなくなってしまった2人。

「もっと見つめ合ってください」。撮影の際に促されると、照れて笑いが止まらなくなってしまった2人。

フォトウエディングを終え、仮設住宅からの再出発を誓った2人。「狭いけど、真新しい家電に囲まれ新婚当時に戻ったみたい」と笑った(7月3日、宮城県気仙沼市)=写真 浅原敬一郎

フォトウエディングを終え、仮設住宅からの再出発を誓った2人。「狭いけど、真新しい家電に囲まれ新婚当時に戻ったみたい」と笑った(7月3日、宮城県気仙沼市)=写真 浅原敬一郎

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