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「IoT」は、世の中をよくできるか。

 日本経済新聞社は、読者や企業の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートさせました。今回のシリーズのテーマは「革新力」です。日本経済新聞の紙面と電子版を通じて経営者と読者が双方向で対話し、アイデアの実現可能性を探ります。企業のモノ作りは、サービスは、金融は世の中をよくできるのか。革新的なアイデアをお寄せください。

IoTで10年後の街はどう変わると思いますか? 読者の提案 東原敏昭・日立製作所社長兼CEO編

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2016/7/25 3:30
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 東原敏昭さんの提示した「IoTで10年後の街はどう変わると思いますか?」という課題に対し多数のご投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部をご紹介します。

■IoTで子育て支援

山村 哲也(会社員、42歳)

 子どもが通っている保育園と毎日、連絡帳でやり取りをしている。だが手帳に検温のデータに加え、食事やトイレ、睡眠など子どもの生活に関する時間と、連絡のためのコメントを手書きで記入しなければならない。朝の忙しい時間なので意外と毎日、手書きで記入することについて負担を感じている。あらゆるモノがインターネットでつながる「IoT」によって子どもの活動状況の情報「ライフログ」を自動的に記録したり、連絡のためのコメントを携帯電話での音声認識で自動的に記載できたりするようになれば、この負担から解放されるようになる。後で見ても楽しめるように写真を添付できるようにすれば、なお良い。そのような形でIoTによる子育て支援を実現してほしい。

■高齢者に優しい街づくり

小川 英恵(明治学院大学社会学部1年、19歳)

 IoTで10年後の街はお年寄りに優しい街に変わるだろう。現在、日本は超高齢社会を迎え、お年寄りの孤独死の増加が深刻な問題になっている。家族と離れ、独りで暮らすお年寄りの生活を見守り、孤独死を防ぐのがIoTだ。例えば、気温の変化を察知し、自動的に室内温度を管理してくれるエアコン。腐った食べ物を食べないよう、食品の状態を判断して教えてくれる冷蔵庫。薬の飲み忘れを防ぐため、管理機能を持つ薬ケースもあったら便利だ。室温や薬の服用状況などが病院や介護ヘルパー、家族などにも伝わるようになったら、安心感は増すに違いない。様々な家電や日用品がインターネットとつながり、変化があったときにすぐ家族などが駆け付けられる仕組みができたら孤独死を防ぐことができるだろう。人と機械が連携し、高齢者に優しい街を実現するのが私の夢だ。

■車が道路を診断

秋田 収(会社員、68歳)

 道路を走行している一般の自動車。これを道路の状況を把握するためのセンサーとして利用しない手はないだろう。道路を走ることにより車のタイヤだけでなく、床面に張り巡らされた道路センサーがリアルタイムに状況を調べ、データを送り込んでいくことができる。このようにして一般の車から収集した巨大なデータをIoTの技術を活用して解析していく。道路を素早く、そして的確にメンテナンスすることにつなげることができる。道路を補修するのもロボットの機能を搭載した「自動道路補修車」だ。一般の車から収集したデータを生かし、最小限の時間とコストで道路を自動的に修復していく。こうすれば道路を封鎖する時間も最も少なくて済むだろう。そんなことがIoTを使って実現できたらいいなと思っている。

【以上が紙面掲載のアイデア】

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