茨城空港にミャンマー便就航へ

2013/8/19 23:35
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 ミャンマー唯一の国際航空会社、ミャンマー国際航空(MAI)が最大都市ヤンゴンと茨城空港(茨城県小美玉市)を結ぶ直行便を12月をメドに就航する見通しとなった。MAIと茨城県が19日、就航の覚書を締結した。一定期間、継続運航するプログラムチャーター便として週3便を運航する。民主化・経済改革が進むミャンマーにはビジネス客や観光客が急増しており、需要を見込む。

 茨城―ヤンゴンの所要時間は片道6~7時間半程度。MAIは今後、国土交通省などと詰めの協議を行い、申請作業を進める。就航後、平均75%の搭乗率を目指す。3カ月ごとに利用状況をみながら運航を継続するか判断する。

 県は路線のPRなどで協力し、首都圏や北関東からの利用者を積み上げ定期便化したい考えだ。

 19日に県庁で調印式に臨んだMAIのシ・トゥー最高経営責任者(CEO)は茨城空港への就航理由について、羽田空港や成田空港の混雑に加え、県の熱心な誘致活動などを挙げた。

 県はミャンマー駐日大使の表敬訪問などを機に1年ほど前から就航交渉を開始。東京からの近さや着陸料の安さなど茨城空港の利点を強調し、実を結んだ。橋本昌知事は「ミャンマーとの往来はまだ少ないが、近いうちにベトナムやタイのように成長する。日本企業にとってもビジネスチャンスだ」と話した。

 ミャンマーと国内を結ぶ航空便は現在、全日空が成田―ヤンゴン間で直行便を運航している。MAIは今年4~5月にかけて関西、成田、福岡、那覇の各空港で単発のチャーター便の運航実績があるが、連続した運航は茨城が初めてという。

 軍事独裁が続いたミャンマーはインフラ整備などが遅れているが、民主化と経済改革が進む。人口は6千万人を超え「アジア最後のフロンティア」とされる有望市場だ。

 北関東でもミャンマー進出を検討している企業は少なくない。茨城県内のある食品関連企業はミャンマー市場を狙う。日本からの食品輸出や原料をミャンマーで生産することなどを検討しており、空路開設を歓迎する。

 茨城空港の就航便は国内は札幌、神戸、那覇の3路線。国際線は上海便が飛んでいる。ソウル便は東日本大震災以降、運休が続く。

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