iPS細胞の加工で新法 企業への委託が可能に

2013/3/12付
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 厚生労働省は、様々な組織に育つiPS細胞などを使う再生医療を推進するため、医療機関が患者から採取した細胞の加工や培養を外部の企業に委託できるようにする。自前で専用設備を整備する必要がなくなり、医療機関の負担が減るとともに、細胞加工の新市場創出が期待できる。今国会に関連する法律案を提出し、2013年度中の導入を目指す。

 月内に開く専門委員会で正式に決める。厚労省は安全性の高い再生医療の実現を目指した規制法案の作成を進めている。この中に、細胞の加工・培養の外部委託に関する規定を盛り込む。

 再生医療では、医療機関は患者から採取した細胞をもとにiPS細胞などを作り、神経や皮膚といった目的の組織に育てて移植する。現在は医療機関同士であれば細胞の加工・培養を委託できる。しかし、専用設備の整備や管理などの費用がかさむ課題があった。

 厚労省は細胞の加工・培養を請け負う企業に対し、ウイルスの混入防止や工程管理など安全管理体制の整備を義務づける。細胞加工などに精通した専門技術者の育成も求める。こうした基準を満たした施設が国に届け出て承認を得る。

 厚労省がまとめる再生医療の規制法案では、人体へのリスクの大きさに応じて3種類の規制を導入する。

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