献血通じiPS細胞備蓄 厚労省が承認

2012/12/27 0:11
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 厚生労働省は26日に開いた血液事業部会で、京都大学iPS細胞研究所が日本赤十字社の協力を得て、同意した献血者の血液の細胞から病気の治療などに使う移植用のiPS細胞を作り、培養・保管することを承認した。日赤は2013年から献血者に協力を呼びかけ始める。

 患者が自分の細胞からiPS細胞を作れば移植しても拒絶反応はないが、作るのに数カ月以上かかる。輸血や骨髄移植と同様、他人の細胞でも拒絶反応がほとんどない型もあり、あらかじめ色々な型の細胞からiPS細胞を作っておくのが狙い。

 同研究所では10年後に日本人の9割に合う150型程度のiPS細胞を保管する「iPS細胞ストック」計画を打ち出している。

 日赤は献血者に協力を呼びかけるチラシを配布。血液検査を通じて移植に適した型の細胞を持つ人に個別に協力依頼し、提供意志がある人は同研究所に連絡して血液30~50ミリリットルなどを提供する。

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