東建物、360億円調達 「ハイブリッド証券」発行

2012/9/11付
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 東京建物は11日、資本と負債の中間的な性格を持つ「ハイブリッド証券」を使って総額360億円を調達すると発表した。株式の希薄化なしに財務体質の改善を図る狙い。日本格付研究所から格付けの際に50%が自己資本とみなされる。調達資金は有利子負債の返済のほか、物件の取得費用に充てる。

 内訳は劣後特約付きローンが320億円、劣後特約付き社債が40億円で、払込日は28日。5年後以降に期限前返済・償還ができ、最終期限は72年9月30日となる。

 ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)に対する上乗せ金利は17年9月29日までが3.3%、それ以降が4.3%。主取引行のみずほコーポレート銀行、みずほ信託銀行、三井住友銀行など金融機関10社に割り当てる。

 同社は複数の大型ビル開発案件に関する損失の計上で2011年12月期は717億円の最終赤字に転落し、財務が悪化した。有利子負債は今年6月末で約4900億円あり、財務体質の改善を進める。

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