臨海副都心でレンタル自転車 江東区、300台規模で導入へ

2011/12/8付
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 東京都江東区は臨海副都心で、自転車を共同利用する「コミュニティーサイクル」事業を始める。駅や商業・観光施設などの近くに20程度の駐輪場を設け、自由に乗り降りできるようにする。2012年度に実証実験したうえで、13年度に本格導入する。自転車を利用することで点在する施設間の回遊性を高め、集客力の向上につなげたい考えだ。

 臨海副都心の有明・青海・豊洲地区の駅や商業・観光施設などの近くに、自転車を貸したり返却したりする「ステーション」と呼ぶ無人の駐輪場を設ける。まず、来年度に複数の駐輪場を設けて実証実験し、運営上の課題を洗い出す。駐輪場の設置や運営は今後公募する民間事業者に任せる。

 13年度の本格導入時には半径300メートル以内に1カ所を目安に、計20カ所程度のステーションを設ける予定。ステーション1カ所につき自転車を10~20台配置して、合計300台規模を想定する。

 利用者はまず最初に氏名や住所、電話番号などを登録する。維持費用などを賄うため、初期登録料や月会費を徴収する方針。実際の利用に際しては30分以内は無料とし、30分を超える場合は超過時間単位で料金をとる方式を検討している。

 実際の利用時には登録時に発行を受けたICカードを専用端末にかざしてから自転車を借りる。自転車を返す際に再びカードをかざすと、登録したクレジットカードで利用料金を決済する仕組みなどを想定する。利用時間や課金額などの情報はメールで携帯電話などに送信されるようにする。

 臨海副都心内には観光施設や商業施設などが点在している。新交通「ゆりかもめ」やバスなどはあるが、施設間の回遊性に問題があった。同区は「施設間が連携した面的な集客が難しいという臨海部の弱点を克服したい」(水飼和典まちづくり推進課長)とする。

 さらに、臨海副都心では今後、病院や区の公共施設などが相次いで新設される予定。居住者や来訪者の増加が見込まれており、環境負荷の小さい移動手段として注目を集める自転車を積極活用する。

 コミュニティーサイクルは全国的に注目が高まっており、首都圏でも東京都世田谷区や横浜市などが実証実験などに取り組んでいる。

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