| 死 者 | 623人 | |
|---|---|---|
| 行方不明者 | 653人 | |
| 負 傷 者 | 1374人 | |
| 損壊家屋 | 半壊・半焼以上 | 5227戸 |
| 一部損壊 | 5604戸 | |
(注)警察庁まとめ。未確認情報を含む
東日本巨大地震の発生から2日目を迎えた12日、岩手、宮城、福島の東北3県の沿岸部を中心に深刻な被害実態が明らかになってきた。12日夜には、東北地方も含め、全国的に津波の警戒レベルが引き下げられたが、死者と行方不明者は合計1200人を超えた。海上自衛隊と米海軍は被災地沖で捜索救難活動を共同で始める。
警察庁によると、12日午後9時現在、12都道県で地震や津波による死者は623人、行方不明者が653人。県別の死者は岩手県257人、宮城県で178人、福島県144人などとなっている。
建物や公共物の被害も調査が進むにつれ増えている。建物の全壊は福島県の2413戸など全国2514戸。道路は茨城県や千葉県で628カ所、橋も30カ所で損壊したという。
宮城県によると、海沿いにある南三陸町の住民約1万7千人のうち約9500人と連絡が取れず、安否確認を急いでいる。
総務省消防庁は同日、東日本巨大地震に伴う津波で、岩手県陸前高田市は「ほぼ壊滅状態」と発表した。人口約2万3000人の市街地はほとんどが押し流され、詳しい被害状況は分かっていない。岩手県住田、大槌両町でも、住民の大半と連絡がとれない状態という。
宮城県女川町も街全体が冠水し壊滅状態に。県と衛星携帯電話で連絡が取れた町職員の報告によると、町は壊滅状態で、主要産業である水産業は養殖施設が全域で甚大な被害を受けているという。
岩手県陸前高田市もほぼ壊滅状態で、人口約2万3000人の市街地は建物が津波でほとんど押し流され、8割以上が水没していることがわかった。福島県相馬市では、約1800世帯が住む地域が水没したとみられる。
被災地をヘリコプターで視察した村井嘉浩・宮城県知事は「想像を絶する被害で、沿岸部は高台以外全滅と思っていい」と話した。南三陸町は町役場が津波被害を受け、職員が民家に移ったが町の機能がほとんど停止している。









