日経平均、一時8400円下回る 連鎖株安は止まらないのか プロの見方

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2011/10/4付
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 4日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。終値は前日比89円安の8456円。取引時間中には186円下げ、9月26日の年初来安値年初来安値(8374円)を下回る場面があった。ギリシャの債務問題を背景に欧州株が弱含み、前日の米ダウ工業株30種平均が約1年ぶりの安値を付けた流れを東京市場でも引き継いだ。日本以外の主要なアジア市場も全般にさえなかった。世界的な連鎖株安はなお続くのか、歯止めをかけるのに必要な条件は何かなどを市場関係者に聞いた。

「世界株安は当面続き、日経平均8000円割れも」

T&Dアセットマネジメントチーフ・エコノミスト 神谷尚志氏

 前日の米株式市場では、9月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想を上回ったにもかかわらず株価が下落した。これは欧州の債務問題が投資家心理に大きな影響を及ぼしている象徴と言える。

 ギリシャ国債はいずれデフォルト(債務不履行)せざるを得ないとみているが、問題はこれがイタリアやスペインまで波及するかどうか。イタリアなどに波及した場合、欧州金融安定基金(EFSF)の現在の規模では資金がまったく足りない。投資家はその点を懸念している。この懸念を払拭するのは相当に困難で、当面は世界的な株安に歯止めがかからない可能性が高い。日経平均株価の8000円割れもある。

 世界的な株安が止まるには、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の上昇に一服感が出ることが必要だろう。またISM製造業景況感指数の改善が3カ月続くなど、景況感の回復感がはっきりしてくることも必要だ。

 

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