ファンド保有者の「つながり」が投信業界を変える
はじめての投資信託 実践編(21)

(1/4ページ)
2013/1/20 7:00
保存
印刷
その他

 カネダくん、もう平日(火曜日)の休みには慣れましたか?

 「はい、カンさん。最初は土、日曜に出勤するのに少しためらいがありましたが、今はぜんぜん大丈夫です。実は、休日に習い事を始めたのです……」

 ほう、何を習っているのですか?

なかなかお金をためられない<strong>カネダマモル</strong>くん。カネダくんと一緒に投資信託を学びましょう。

なかなかお金をためられない<strong>カネダマモル</strong>くん。カネダくんと一緒に投資信託を学びましょう。

 「ちょっと言うのが恥ずかしいのですが、区民センターのウクレレ教室に通っているのです」

 (筆者、笑いをかみ殺す……)

 「カンさん、このウクレレ教室には実にいろいろな人が来ていて、今度みんなで新年会をやることになったんですよ」

 カネダくん、楽しそうですね……。確かにウクレレ教室も立派なコミュニティーの一つです。よくよく考えてみますと、投資信託も緩やかなコミュニティーを形成するのに適した道具といえます。

 「えっ、それってどういう意味ですか?」

 カネダくん、筆者は以前、「投資信託は、目的を同じくする者が、共同でお金を出し合って、損益を分かち合う行為です」とお話ししました。(これこそ投資信託のコンセプトですね)

 「そうか……。ファンドは同じ目的を持つ者が乗り合わせた『大きな船』なのですね」

 そうです、カネダくん。投資信託の成り立ちそのものが、一種の共同体(コミュニティー)なのです。

 「でも、カンさん。同じファンドを保有していても、ホルダーの人同士が『触れ合える場所』ってなかなかないと思いますが……」

 さあ、そこです、カネダくん。実は昨年の9月に、神奈川県鎌倉市内のお寺で鎌倉投信の第3回受益者総会が開かれました。

 「……じゅえきしゃソウカイ? それはいったい何ですか?」

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 3ページ
  • 4ページ
  • 次へ
保存
印刷
その他

電子版トップ


【PR】

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報