東証後場寄り、上げ幅100円を超える 財務相発言で円安が進行

2013/4/19付
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 19日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段高となっている。上げ幅は100円を超え、1万3300円台前半ときょうの高値圏で推移している。前引けにかけ、19日まで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席している麻生太郎財務相が「(日本の経済政策に)異論はなかった」などと述べたと伝わった。円安誘導などとして日本が名指しで批判されることへの警戒感が後退し、外国為替市場では円売り・ドル買いが広がった。1ドル=98円台後半まで円安が進んだことを受け、株式市場でも株価指数先物や主力株に断続的な買いが入っている。

 前日の米株式相場が景気懸念から下落したことも響き、前場中ごろまでは下げる場面もあった。「麻生発言」が伝わったことを受け、売り方が買い戻しを迫られていることも一段高につながっている。

 東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を拡大した。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約292億円が成立した。市場では「売り買い注文は均衡で、相場全体への影響は乏しい」(国内証券)との声が聞かれる。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4869億円、売買高は21億9735万株。東証1部の値上がり銘柄数は951、値下がり銘柄数は631、変わらずは125となっている。

 東電トヨタSBI野村アイフル長谷工が買われているほか、コマツキヤノンの上昇も目立つ。KLabは制限値幅の上限(ストップ高)で買い気配。半面、三菱UFJ三井住友FGが後場も小安い場面があるなど上値が重く、東芝ディーエヌエが下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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