携帯電話の世界販売1.7%減 12年、従来型が苦戦
09年以来の前年割れ 米ガートナー調べ

2013/2/14付
保存
印刷
その他

 【シリコンバレー=奥平和行】米調査会社のガートナーは13日、2012年の携帯電話の世界販売台数が前年比1.7%減の17億4617万台にとどまったと発表した。スマートフォン(スマホ)は好調だったものの、従来型の販売が減って足を引っ張った。携帯電話の販売が前年実績を下回るのは、米金融危機の影響で世界経済が冷え込んだ09年以来になる。

 米IDCが1月下旬に発表した統計では、12年の携帯電話の世界出荷台数は前年比1.2%増の17億3590万台だった。調査会社によって数値が異なるが、12年の携帯電話市場の成長鈍化が鮮明になっている。

 スマホの販売台数は比較的高い伸び率が続いており、ガートナーによると12年10~12月期は前年同期比38.3%増の2億766万台に増えた。一方、従来型は同19.3%減の2億6441万台に落ち込んだ。通年でも同様の傾向で、ガートナーは「厳しい経済環境や消費者の好みの変化などが影響した」とみている。

 メーカー別の販売動向も、スマホへの取り組み姿勢が明暗を分けた。韓国のサムスン電子は「ギャラクシー」ブランドで幅広い価格帯のスマホを販売。12年の世界販売台数は前年比22%増の3億8463万台に増え、シェアは前年より4.3ポイント高い22%に上昇した。

 一方、フィンランドのノキアは米マイクロソフトの基本ソフト(OS)を搭載したスマホの販売に力を入れたものの、従来型の減少を補えなかった。販売台数は前年比21%減の3億3393万台に減少し、シェアは同4.7ポイント減の19.1%に低下。首位の座をサムスンに明け渡した。

保存
印刷
その他

電子版トップ

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 7:01
7:00
東北 7:01
7:00
関東 7:01
7:01
東京 7:00
7:00
信越 8:00
7:01
東海 7:01
7:01
北陸 6:32
6:30
近畿 6:00
6:00
中国 6:02
6:01
四国 6:02
6:01
九州
沖縄
2:02
2:01

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報