マイクロソフト、AOLから特許取得 総額10億ドル超

2012/4/10付
共有
保存
印刷
その他

 【シリコンバレー=岡田信行】米マイクロソフト(MS)とインターネット大手AOLは9日、MSがAOLの特許約800件を総額10億5600万ドル(約860億円)で買い取ることで合意したと発表した。MSは取得目的を明らかにしていないが、米メディアは両社の保有特許には親和性があり、紛争相手のグーグルなどがAOL買収に動くことを警戒したのではないかという見方を伝えている。

 発表によると、MSはAOLが保有する約800件の特許と関連技術を買収するほか、AOLから他の特許の使用許諾を得る。AOLは特許売却後もネット広告や検索、地図、ソーシャルネットワーク関連、コンテンツ(情報の内容)配信などの分野で主要な特許約300件を保有するとしている。2012年末までの手続き完了を目指す。

 AOLはインターネット業界の老舗だが、グーグルやフェイスブックなどに押されて収益は低迷。大株主から事業売却などを求められていた。MSはスマートフォン(高機能携帯端末)やタブレット(多機能携帯端末)などに使う基本ソフト(OS)の特許を巡ってグーグルと紛争を繰り広げており、AOLの特許買収で特許戦略を強化する狙いがあるとみられる。

 9日の米株式市場ではAOLが買われ、同社の株価は前日終値に比べて43%以上値上がりして通常取引を終えた。MSは売られ、1%強値下がりした。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 7:00
7:00
東北 7:01
7:00
関東 7:01
7:01
東京 7:01
7:00
信越 7:00
7:00
東海 22:30
22:30
北陸 6:02
6:01
関西 12:00
5:55
中国 7:01
7:01
四国 7:01
7:01
九州
沖縄
22:13
22:09

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報