米アップルは4日、高機能携帯電話(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)」の新機種「4S」を14日から日本や米国など7カ国で売り出すと発表した。半導体やOS(基本ソフト)を既存の「4」から刷新。ユーザーが声で操作する音声認識機能を搭載した。日本ではソフトバンクモバイルに加え、KDDIも販売すると正式に発表。両社の競争が激しくなりそうだ。
新型「iPhone4S」は、外観は従来の「4」と同じだが、機能を大幅に拡充。楽曲や写真、文書などをインターネットを通じて携帯端末やパソコンなどの間で自動的に共有できる無料クラウドサービスに標準対応する。
4日にカリフォルニア州のアップル本社で開いた発表会では、8月にスティーブ・ジョブズ氏から最高経営責任者(CEO)職を引き継いだティム・クック氏が冒頭から登壇。「携帯電話の世界シェアでiPhoneは5%。まだ大きな機会がある」と攻めの姿勢を強調した。
4Sは黒と白の2モデルを用意。米国での価格は2年契約を前提に、記憶容量16ギガ(ギガは10億)バイトの機種が199ドル、32ギガが299ドル、64ギガが399ドル。8ギガの「4」は99ドル、「3GS」は無料となる。(シリコンバレー=岡田信行)







