米債務問題、ぎりぎりの調整 共和党幹部「合意近い」

2011/8/1付
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 【ワシントン=御調昌邦】オバマ米大統領や与野党の幹部は31日(米国時間)にかけ、連邦債務の上限引き上げ問題について、上院を中心に水面下でぎりぎりの調整を続けた。30日には大統領が与党・民主党の上下両院トップの院内総務と協議し、妥協のカギを握る野党・共和党のマコネル上院院内総務とも電話で話した。マコネル氏は31日朝のCNNテレビで「(上院で)合意に非常に近づいている」と語った。

 マコネル氏は上限引き上げの前提として、今後10年間で3兆ドル(約240兆円)の歳出削減を実施する案でオバマ政権・民主党と調整していることも明らかにした。ただ31日朝時点では、デフォルト(債務不履行)回避への明確な合意は公表されておらず、依然として緊張が続いている。

 仮に上院で合意できても、共和党が過半数を占め、より強硬な下院で合意案を通すことができるかは不透明だ。債務上限の引き上げ期限は2日とされ、それまでに上限引き上げの法律を成立させないと、米国はデフォルトに陥る恐れがある。

 下院が29日に可決した共和党の案は同日中に民主党が多数を占める上院が否決。現在は上院で民主党が共和党の協力を取り付け、妥協案をまとめられるかが最大の焦点だ。

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