仏ルモンド紙、左派系実業家らに売却へ

2010/6/29付
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 経営不振に陥っていたフランスの高級紙ルモンドの売却先が仏実業家ピエール・ベルジェ氏らのグループに決定する見込みとなった。対抗馬だった仏通信フランステレコムを中心とするグループが28日、撤退を表明したため。発刊以来、記者が主導してきたルモンドの経営は外部資本に移る。

 ピエール・ベルジェ氏は仏ブランド、イブ・サンローランの共同創設者で、現在は古美術売買などを手掛ける。このほか買収グループには投資家のピガス氏、通信会社を起業した実業家のニエル氏が名を連ねる。

 ベルジェ氏は左派系の実業家として知られる。同紙の記者会は25日、ベルジェ氏らのグループによる買収を支持すると表明した。これを受けてフランステレコムは撤退を決めた。サルコジ大統領は当初、ベルジェ氏らによる買収に反対し、政権に近いフランステレコムに対しルモンドの買収提案をするよう促したといわれる。(パリ支局)

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