中国が追加金融緩和、預金準備率0.5%引き下げ

2012/5/12付
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 【北京=大越匡洋】中国人民銀行(中央銀行)は12日、市中銀行から強制的に預かる資金の比率を示す預金準備率を18日から0.5%引き下げると発表した。昨年12月、今年2月に続き、現在の景気減速局面で3度目の引き下げ。中国経済は輸出や生産の鈍化が鮮明となっている。追加の金融緩和で景気を下支えする。

 中国政府はインフレ抑制を引き続き重視しつつも、最高指導部が交代する共産党大会を控え、経済政策運営の軸足を景気の下支えに移している。同準備率を下げると、銀行は貸し出しに回す資金の余地が広がる。

 今年1~4月平均の消費者物価指数(CPI)の伸びは前年同期比3.7%と、政府の抑制目標である「4%前後」の範囲に収まっている。一方、1~3月期の実質国内総生産(GDP)成長率は8.1%に沈み、5四半期連続で減速。足元では生産の低迷も顕著だ。

 輸出の伸びの鈍化に加え、公共インフラ投資の反動減などが響いている。中国経済の先行き不安がくすぶるなか、資金供給量を増やして景気減速の底打ちをめざし、安定的な成長軌道に乗せる狙いがある。今回の引き下げにより、同準備率は大手金融機関の標準で20%、中小金融機関は16.5%となる。

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